中国メディアの騰訊は17日、サッカー中国代表MFの張稀哲がドイツ・ブンデスリーガのボルフスブルクに移籍することを伝え、張稀哲が「香川真司と孫興民(ソン・フンミン)という日韓のスターを超えたい」と述べたことを紹介した。(写真は騰訊の17日付報道の画面キャプチャ)

写真拡大

 中国メディアの騰訊は17日、サッカー中国代表MFの張稀哲がドイツ・ブンデスリーガのボルフスブルクに移籍することを伝え、張稀哲が「香川真司と孫興民(ソン・フンミン)という日韓のスターを超えたい」と述べたことを紹介した。

 記事によると、張稀哲が移籍金150万ユーロ(約2億1930万円)でブンデスリーガに移籍した4人目の中国人プレーヤーになったことを伝えた。さらに、2010年に香川真司がドルトムントに移籍した際の移籍金がわずか35万ユーロ(約5116万円)だったことを指摘し、「移籍金だけを見れば、張稀哲は当時の香川をすでに超えたことになる」とする一方、12年に香川がマンチェスターユナイテッドに移籍した際の移籍金は1600万ユーロ(約23億3912万円)に跳ね上がっていたと紹介した。

 続けて、ソン・フンミンがバイエル・レバークーゼンに移籍した際の移籍金は1000万ユーロ(約14億6195万円)で、現在の移籍金は2000万ユーロ(約29億2390万円)ほどに上昇しているとしたうえで、「サッカー選手の価値を金額で現した移籍金から見れば、香川とソン・フンミンの両者と、張稀哲の価値は雲泥の差がある」と論じた。

 さらに記事は、張稀哲のブンデスリーガ移籍は「香川やソン・フンミンが実力で勝ち取ったものと異なる」とし、ボルフスブルクも張稀哲も否定していると前置きしつつも「背後にビジネスが絡んでいることは間違いない」と主張。

 さらにその根拠として、某自動車メーカーが張稀哲の移籍発表会を主導し、ボルフスブルクが中国企業と放映権をめぐって契約を交わしたと伝えたほか、中国のタイヤメーカーが張稀哲の移籍発表前にボルフスブルクとスポンサー契約を結んでいたことを挙げた。

 続けて、張稀哲が「香川、ソン・フンミンの日韓スタープレーヤーを超えたい」と述べたことについて、「まずは安定した出場機会を得て、シャルケに所属していた中国人選手である蒿俊閔の成績を超えてから話をしようではないか」と論じた。

 張稀哲の「香川真司を超えたい」という大胆ともとれる発言について、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の反応を見てみると、中国人ユーザーから「まず先発できるようになってから言えよ。わはは」、「その自信はどこから来るのか」、「大ぼらを吹くな」など、批判のコメントが多く寄せられていた。(編集担当:村山健二)(写真は騰訊の17日付報道の画面キャプチャ)