なんでも肯定してみよう
テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より
「言葉にできない」という歌がある。
「♪ララララララ」で始まるオフコースの名曲だ。
「言葉にできない」。なんて素敵なタイトルだろう。
これが「言葉にできそう」ではまずいし、「言葉にできちゃう」では世界観はがた崩れだ。

「言葉にできちゃうのかい」「なら早いこと言ってよ」と責め立てられるだろうし、まずヒットはしないだろう。「言葉にならない」から逆に伝わるのだ。
気持ちの表現は「できない」「難しい」と言うことで複雑さを表すことができる。
たとえば
「甲乙つけがたい」
という表現がある。優劣つけられない、選べない、みたいな意味だが、
「甲乙つけられる」
では台無しだ。「じゃあ甲乙つけてよ」「はやくしてよ」と言いたくなる。どうにも人の機微をわかってないやつだなと思われてしまうだろう。
否定系の表現を肯定しちゃうとどうなるんだろう。
他にもいくつかやってみた。

「筆舌に尽くし難い」の肯定系。
なんだか一気に馬鹿みたいになってしまった。
台無し感がひどい。

「屈託がない」の肯定系。
今度は怖い感じになってしまった。「あいつは屈託があるやつだから気をつけろ」。屈託って「信託銀行」っぽいですが、意味は真逆なんでしょうね。屈託銀行には預けたくないですね。

「何の変哲もない」の肯定系。
またまた恐ろしい感じになってしまった。「あいつは変哲があるから要注意だ」。変哲。一瞬名前のような響きですが、扱い方によってはイメージが変わります。

「とりとめがない」の肯定系。「人はいつか死ぬ」と言うとドライすぎるので、「とりとめがあるから大丈夫」といえば丸くなる。これはなんだかかわいい。この仕事もとりとめがあるんですからがんばりましょう。

「くだらない」の肯定系。くだる。もうなんだかよくわからない。意味が全然違うような気がするので終了…。
肯定はなんだか馬鹿馬鹿くなるが、かわいくもなるし、怖くもなるというのが結論です。こんなんでいいのだろうかと頭を抱えそうになりましたが、「これでいいのだ!」と全肯定してまた来年なのだ!
ダーリンハニー吉川コラム「1番ショートが夢だった」その64
「言葉にできない」という歌がある。
「♪ララララララ」で始まるオフコースの名曲だ。
「言葉にできない」。なんて素敵なタイトルだろう。
これが「言葉にできそう」ではまずいし、「言葉にできちゃう」では世界観はがた崩れだ。

「言葉にできちゃうのかい」「なら早いこと言ってよ」と責め立てられるだろうし、まずヒットはしないだろう。「言葉にならない」から逆に伝わるのだ。
たとえば
「甲乙つけがたい」
という表現がある。優劣つけられない、選べない、みたいな意味だが、
「甲乙つけられる」
では台無しだ。「じゃあ甲乙つけてよ」「はやくしてよ」と言いたくなる。どうにも人の機微をわかってないやつだなと思われてしまうだろう。
否定系の表現を肯定しちゃうとどうなるんだろう。
他にもいくつかやってみた。

「筆舌に尽くし難い」の肯定系。
なんだか一気に馬鹿みたいになってしまった。
台無し感がひどい。

「屈託がない」の肯定系。
今度は怖い感じになってしまった。「あいつは屈託があるやつだから気をつけろ」。屈託って「信託銀行」っぽいですが、意味は真逆なんでしょうね。屈託銀行には預けたくないですね。

「何の変哲もない」の肯定系。
またまた恐ろしい感じになってしまった。「あいつは変哲があるから要注意だ」。変哲。一瞬名前のような響きですが、扱い方によってはイメージが変わります。

「とりとめがない」の肯定系。「人はいつか死ぬ」と言うとドライすぎるので、「とりとめがあるから大丈夫」といえば丸くなる。これはなんだかかわいい。この仕事もとりとめがあるんですからがんばりましょう。

「くだらない」の肯定系。くだる。もうなんだかよくわからない。意味が全然違うような気がするので終了…。
肯定はなんだか馬鹿馬鹿くなるが、かわいくもなるし、怖くもなるというのが結論です。こんなんでいいのだろうかと頭を抱えそうになりましたが、「これでいいのだ!」と全肯定してまた来年なのだ!
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