ツイッター、ユーザーの不評を受けてブロック・ポリシーの変更をすぐに撤回
先日ツイッターは、ある投稿者からブロックされたユーザが、その投稿者をフォローしたりリツイートできるよう、これまでのブロック機能を更新した。しかしこの更新だと、投稿者にとっては単にブロックした相手の活動が見えなくなる「ミュート」の状態になるに過ぎず、案の定、ツイッター・ユーザーから強い反発が巻き起ることになった。
Bad move @Twitter. When we want to block, we want to block. You’re giving more power to the trolls. For shame.
- Lauren Weinstein (@laurenweinstein) December 13, 2013
「Twitterは最悪だ。ブロックしたい時はブロックしたい。[この更新は]迷惑なユーザーにより多くの権限を与えてるだけだ。恥を知れ。」
先週金曜日、ツイッターはこの更新されたブロック機能を、これまでの状態に戻すことを発表した。これにより、ある投稿者からブロックされたユーザーはその投稿者をフォローすることはできなくなり、タイムラインにツイートも表示されなくなる。またブロックされたユーザーには、その事実が通知される。
「これは理想的だとは思わない。ブロックされたユーザーが、ブロックした投稿者(時には友達のケースもある)に報復をしかけるケースがあるのだ。」とツイッターはコメントした。「一部の投稿者は、ブロックする前に相手から受けた仕打ちよりも、ブロックした後の相手からの報復のほうを恐れている。」
もちろん、パブリック・アカウントは誰でも見ることが可能だ。ブロックされたユーザーは、ツイッターの検索やブロックをかけた投稿者のプロフィールから、そのパブリック・アカウントにアクセスすることができるのだ。ただ、あなたが誰かをブロックした時、ブロックした相手の動向を見たり通知を受けてしまうことからは解放されるだろう。
それから、既にユーザーが設定したブロックも引き続き有効だ。
Selena Larson
[原文]