グーグルのスマートウォッチ、近々登場?
グーグルが、Google Nowを搭載し、Androidで動作するスマートウォッチを開発中だとウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。デバイスは既に開発後期の段階にあり、グーグルはデバイスの大量生産に向けてアジアの部品メーカーと交渉中だという。
ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、グーグルは実用性とバッテリー寿命という二つの問題を解決したいと思っているようだ。これらは以前からスマートウォッチに対して寄せられている批判である。グーグルのスマートウォッチは、Google Nowが完全統合されたものになると思われる。Google Nowは同社の次世代検索プロダクトであり、ユーザーの位置、興味、経歴や社会的なつながりを記録して、ユーザーが求める情報を、それらが検索される前に配信するというものだ。例えば、もしユーザーが野球好きでボストンに住んでいれば、 Google Nowはレッドソックスの試合が行われている間、スコアを直接デバイスに配信してくれる。
グーグルがスマートウォッチを開発中だという噂は以前からあり、今年の初めにはAndroidのようなモバイル・オペレーティング・システムを搭載し、拡張現実スクリーンを備えたデバイスに関する特許を申請したとも言われていた。
Pebbleやサムスンと同様に、グーグルもスマート・テクノロジーを手首に装着させる競争に参戦することになるが、こういったデバイスはまだ一般消費者の心を掴むまでは至っていないようだ。
ReadWrite編集部
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