1ヶ月でiOSユーザーの73%がiOS 7にアップデート
公開から1ヶ月、iOS 7はアップル・ユーザにとって非常に魅力的とまではいかなかったようだ。
アップルのiOS 7が公開されてちょうど1ヶ月が経った。この間全iOSユーザーのおよそ73%が、自身のiPhone, iPad, iPodをこの新しいオペレーティング・システムにアップデートした。これはデバイス数にすると2億5000万超となる。
モバイルの解析会社Mixpanelは9月18日のiOS 7公開以来、ユーザーのアップデート状況をグラフ・ウィジェットで追跡してきた。その結果、iOS 7がiOS 6を抜いて最も使用率の高いオペレーティング・システムとなるまでに3日かかっている。また、10月18日(金)時点ではまだiOS 6がiOSデバイス全体の4分の1程度(約23%)を占めており、3.65%はiOS 6よりさらに古いiOSバージョンを使用しているようだ。
注: Mixpanelのウィジェットは完全なリアル・タイム更新ではないため、正確な数値の確定は困難。
iOS 7の公開はすべてのユーザにとって非常に魅力的とまではいかなかったようだ。古いiPhoneやiPadを使っているユーザーは、iOS 7が過度のバッテリー消費、アプリケーションのもたつきやクラッシュ、iMessageのメッセージ送信失敗・遅延のバグなどを引き起こしていると報告している。
Dan Rowinski
[原文]