ペット好きにおすすめな5つのツール

犬の散歩をしてくれるロボットなんてものはないが、ペット好きが気に入りそうなテクノロジーはたくさんあるのだ。

映画「アイ,ロボット」に出てきた、犬の散歩をするロボットを覚えているだろうか?これが実現したら犬にとっても人間にとっても最高だ。今でも動物のためのiOSアプリはあるけれど、ハリウッドのせいで僕らの期待はさらに膨らんでしまった。

犬の散歩用ロボットは実在しないが、かといってペットがテクノロジー面で遅れをとっている訳でもない。僕が見つけてきたクールなペット用テクノロジー、略してペットテックをいくつかご紹介しよう!(本当はiRobot社がルンバみたいな自動糞掃除機を作ってくれたらいいんだけど)

犬用のフィットネス・トラッカー

人間には「Fitbit(ヘルスケアリストバンド)」、犬には「Whistle」。首輪に着けられるお洒落なフィットネス・モニターだ。

Whistleは犬のアクティビティーをトラッキングする。歩く、遊ぶ、眠る、そして泳ぐ(そう、防水なのだ)。さらに、あなたの犬が誰と一緒に過ごしているか(例えば友達とか家族とか)も追跡してくれる。

人間用のアクティビティー・トラッカーと同じく目標設定が可能で、洗練されたダッシュボードでアクティビティーを確認することができる。あなたの犬の行動に変化が起きたらWhistleがアラートで知らせてくれるので、すぐにチェックすることが可能だ。もう一つ、優れた機能がある。かかりつけの獣医用のレポートを自動で作成してくれるのだ。

スマートフォン経由でペットと遊ぼう

Kickstarterの1プロジェクトであり、そろそろ資金調達に成功しそうな「Petcube」は、3つの素晴らしいコンポーネントを備えている。広角HDカメラ、マイクとスピーカーのセット、そしてレーザーポインターだ。あなたの猫が離れた場所にいても(あなたが猫から離れた場所にいても、と言った方がいいかな)、一緒に遊べるというわけだ。猫と一緒に。いや、猫があなたと一緒に、かな?

文章はめちゃくちゃになってしまったが、とにかくPetcubeは実に理にかなった製品だ。僕は外出している間、ペットがどうしているかいつも気になっている。Petcubeのおかげでペットのいたずらを見ることができるようになったし、その瞬間を写真や動画でシェアできるようにもなった。

スマートフォン経由でペットに話しかけ、ご褒美をあげよう

クラウドファンディングのIndiegogoで既に目標額を集めてしまった「PetziConnect」は、「Petcube」によく似たツールだ。HDカメラで写真と動画を撮ったり、双方向のオーディオ機能を通じてペットと会話(ができるとしたらの話だが)することができる。

Petcubeと大きく違うのは、レーザーポインターの代わりにおやつ配給器が付いている点だ。また、PetziConnectは壁のコンセントに直接差し込むタイプなので、Petcubeのような可動制はない。どっちのツールを使うべきか?それはあなたのペットの好みによるだろう。赤い点を追いかける方が好きか、それともおやつをもらった方が喜ぶか、だ。

ペット用のデジタルIDタグ

未だに古くさい迷子札を使っているのなら、そろそろ時代に追いつこう。「PetHub」は金属製のドッグタグの裏側にQRコードが埋め込み、迷子になったペットを見つけた人は、そこから必要な情報を読み取ることができる。

このサービスの優れた点は次のとおりだ。誰かがあなたのペットのタグを携帯電話でスキャンしたとしよう。するとペットのプロフィールや情報が表示されるのだが、それだけではない。ここが一番素晴らしいポイントなのだが、瞬時にあなたに通知が届くようになっているのだ。この機能はペット泥棒(迷子のペットを見つけても飼い主に返さない)の防止にも役立つだろう。

近所で評判のいいドッグ・シッターを見つけよう

「DogVacay」は「Airbnb」に似たサービスだが、こちらは犬用だ。もし家を空ける予定があってしばらく犬の面倒をみてくれる人が必要なら、最寄りの犬用ホテルに預けるのはやめて、代わりにオンラインでホストファミリーを探そう。レビューを読んでパーフェクトな預け先を見つけられたら、安心して出発できるだろう。

DogVacayに人気が集まったのは、飼い主が自分でマッチするシッターを選べるからだろう。シッターになるには、必要な条件を満たしてオンラインのトレーニング・コースに合格しなければならない。あなたがいつも犬を預けている場所は、100%の保証を提供してくれるだろうか?

画像提供:WB - CMH(Flickrより)

Chris McConnell
[原文]