今秋上陸NY発トラベルグッズ「フライトワン」一夜限定の特別空間が出現

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 エースが6月4日、ニューヨーク発のトラベルコンセプトストア「FLIGHT001(フライトワン)」の本格上陸を記念して、ストアの世界観を発信するローンチイベントを開催した。品川にある倉庫を飛行機の機内に見立てた空間で、昨年12月に日本における商標権を取得した同社が売場をプロデュース。トラベラーに快適でスタイリッシュな体験をしてもらいたいという「FLIGHT001」は今秋、原宿・表参道エリアに1号店の出店が予定されており、その後は直営店の運営を軸にセレクトショップなどへの卸も視野に入れている。

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 ローンチイベントはりんかい線天王洲アイル駅最寄りの品川D号倉庫を会場に、世界で18店舗を展開している「FLIGHT001」の店舗デザインにインスピレーションを得た特別な空間を演出。搭乗手続きにインスピレーションを得た受付や飛行機型の什器、機内をイメージしたインスタレーション、エースと「FLIGHT001」がプロデュースするオリジナルのラゲージの発表など、トラベラーのニーズを満たすユニークで機能的な「FLIGHT001」のコンセプトを披露した。

 ニューヨークとパリを結ぶ空の上で構想がスタートしたという「FLIGHT001」は、エール・フランス023便の機内で出会ったJohn Sencion(ジョン・センシオン)とBrad John(ブラッド・ジョン)により1998年に設立。空の旅の黄金時代であった1950〜60年代をイメージソースに、「FUNCTIONAL(機能的)」「INNOVATIVE(革新的)」「TRAVEL(トラベル)」の3つのワードの頭文字を取った「FIT」と呼ぶプロダクトのDNAに基いて、商品が開発されている。トラベルシーン全体でオリジナル性が求められる昨今、強みのトラベルカテゴリーの拡大と、重点施策の一つとするリテールビジネスへの積極的投資という観点から、2010年に立ち上げたオリジナルの新世代型バッグブランド「Jewelna Rose(ジュエルナローズ)」に続く新業態としてエースが日本展開を開始する。

 日本1号店は広さ約100平方メートル程度の路面店を検討中で、アイテムの販売価格はラゲージが28,000円〜、バッグが5,000円〜、パスポートケースやシティガイドブックといった小物類が800円〜13,500円が予定されている。また、ラゲージは7シリーズ、バッグは5シリーズ、小物類は約300点と品揃えを充実させるという。


■NY発のデザインストア「FLIGHT001」本格上陸 エースが商標権を取得
 http://www.fashionsnap.com/news/2013-01-08/flight001/

■FLIGHT001
 http://www.flight001.com/