独身貴族を満喫していると感じるのはどんなとき?

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晩婚化、少子化が高まり、30代や40代で独身であっても何らおかしくない昨今。

はたして、未婚の男性はいわゆる「独身貴族」として優雅な生活をしているのでしょうか?マイナビ賃貸が独身男性に対して行ったアンケート調査からは、いまどきの独身貴族の生活スタイルが浮かび上がってきました。

■自分が独身貴族だと思っているのは約2割あなたは自分が「独身貴族」だと思いますか?はい…19.7%いいえ…81.3%独身貴族だと思っている人はわずか2割。

残りの8割の人は、独身であっても自身を独身貴族だとは感じていません。

「はい」と答えた人は、どんなときに自分を独身貴族と感じるのでしょうか。

■何といっても時間が自由に使える・「自由な時間を享受できる」(48歳/広島県)多かった答えのひとつは、「時間を自由に使える」というもの。

家族サービスに時間を費やす必要はありませんから、時間は好きなように使えます。

プライベートでも自由ですが、休日出勤も出張も家族に遠慮することなくできます。

誰かに干渉されたり、邪魔されたりせずに時間を使えるのは、何よりぜいたくなことかもしれません。

■お金に余裕がある・「お小遣い制の既婚者の友人より、自由に使える金額が多いとき」(33歳/東京都)・「自分のお金を自由に使えるとき。

欲しいものがあったら、何も気にせずに購入することができたとき」(28歳/秋田県)もうひとつ多かった回答が「お金を自由に使える」こと。

既婚者であれば家族を養わなければなりませんから、給与のほとんど配偶者に渡し、少ないお小遣いからほそぼそとやりくりすることに。

仕事でがんばった稼ぎを自分が使いたいように使えるのは、確かに独身貴族の特権です。

回答者のなかには、ひとり暮らしではない人もいますから、同居する親などが現役で定収入があれば、給与がそのまま全て自分の小遣いになるかもしれませんね。

■遊べる・「結婚している友達が早々に飲み会を切り上げるのに、自分は遅くまで飲んでいられるとき」(40歳/東京都)・「何事も制約されず自由にできること。

小さな子供がいる同級生たちは好きな映画も遊びも自由にできないからわが家へ時たま避難してきます(苦笑)」(50歳以上/栃木県)たまの飲み会も、配偶者にお伺いをたてて許可をもらい、あまり遅くならないように帰っていく既婚者を尻目に、いつまでも飲んでいられるのが独身貴族。

帰宅が遅くなっても誰にも文句を言われません。

単に自由な時間が多いというのと少し違い、我慢せず遊びたいだけ遊べる楽しさがあります。

■気遣う必要がない・「既婚男性から『自由にタバコが吸えていいですね』と言われた時」(33歳/兵庫県)・「季節のイベントに気を遣わなくていい」(39歳/東京都)妻子がいると、タバコはベランダでしか吸えなかったり、クリスマスにはツリーを飾ってケーキを食べなければならなかったり、本意でないこともしなければなりませんが、そういった制約がありません。

マイペースで生活できて気楽です。

■時間やお金を趣味に費やせる・「アイドルのイベントにお金を気にせず参加している」(31歳/埼玉県)・「長期連休はいつも趣味のロングツーリング」(28歳/愛知県)結婚して時間やお金にゆとりがなくなると、自分の趣味は後回しにせざるを得ないもの。

独身であれば誰に何の遠慮もせず、堂々と趣味に時間もお金も投じられます。

回答者の言葉からは、自由な時間があり、経済的にもゆとりがあり、何を買うのもどこへ行くのも自分に決定権がある、そんな独身貴族の暮らしが垣間見ることができます。

世帯を持つことで一人前と見なされ出世に影響したのは昔の話。

多様なライフスタイルが認められるようになった現代、自分の生活を誰からも邪魔されず、独身生活を満喫する独身貴族は、既婚者から羨望(せんぼう)のまなざしで見られていることでしょう。

【アンケート対象】マイナビニュース会員調査期間:2012年12月26日〜2012年1月8日有効回答:371件調査手法:インターネットログイン式アンケート(エフスタイル)