アカデミー賞作品賞を受賞した『アルゴ』のベン・アフレック(Photo by REUTERS/Mario Anzuoni) 
 今週一週間に映画界で起こった出来事を紹介する「週末映画まとめ読み」。MOVIE ENTERで、特にアクセス数の多かった記事トップ10を振り返ります。

 今週最も話題になったのは、日本時間25日に開催されたアカデミー賞の速報記事です。同賞の開催は今年で85回目を迎え、最多賞ノミネートの『リンカーン』や、絶賛を受けながら監督賞候補から漏れた『アルゴ』など、注目作品の受賞結果はどうなったのか、固唾をのんで見守った方も多いはずです。また、第2位にはアカデミー賞と対照的な、最高の「サイテー映画」に授けられる、ラジー賞の記事がランクインしています。どちらも気になる映画が盛りだくさんの、興味深い争いでした。


第1位 【速報】第85回アカデミー賞 『アルゴ』が作品賞を含む3冠に輝く

 アメリカで映画製作に携わる俳優や監督など約6,000人から構成される「映画芸術科学アカデミー(AMPAS)」の会員によって、前年に公開された作品を対象に各賞を選定する「アカデミー賞」。

85回目を迎える同賞の授賞式が25日に開催され、全ての受賞作品が決定した。

作品賞はベン・アフレック監督の『アルゴ』が獲得。ゴールデングローブ賞などのオスカー前哨戦では監督賞を受賞しながら、アカデミー賞監督賞候補からもれていたが、その雪辱をはたした。『アルゴ』は編集賞、脚色賞、作品賞の3部門でオスカーを獲得している。記事全文


第2位 最高の「サイテー映画」が決定!第33回ゴールデンラズベリー賞 受賞結果

 アメリカで、その年度の「サイテー映画」に授与されるゴールデンラズベリー賞(通称・ラジー賞)。第33回を迎える今年も、アカデミー賞授与式の前日である日本時間2月24日に受賞結果が発表された。
ゴールデンラズベリー賞とは
映像製作・映画宣伝のジョン・ウィルソン氏が1980年に設立。アカデミー賞授賞式の前夜、ハリウッドのルーズヴェルト・ホテルで発表される。受賞者は8mmフィルム缶の上に金色のラズベリーをかたどったトロフィーが与えられる。略称である「ラジー(razz)」とは、アメリカ英語で、からかう、侮辱する、無礼を働くという意味が由来。設立当初は、正真正銘の「最低映画」が選ばれていたが、近年は輝かしい実績に見合わない、とんでもない役柄を演じた俳優や、前評判と成績のギャップが激しい人気作が受賞することが多い。記事全文


第3位 壇蜜、板尾創路との食事は恋愛相談! 実はとっても一途?

 グラビアアイドルの壇蜜が24日、第22回東京スポーツ映画大賞と同時開催された第13回ビートたけしのエンターテインメント大賞で話題賞を受賞し、都内ホテルで行われた授賞式に出席。昨年11月にタレントの板尾創路が壇蜜宅で食事をしたと言及していることについて、「板尾さんは安全パイ」で「恋愛相談をしてもらっていた」と明かした。
 壇蜜によると以前の職場に好きで諦めきれない人がいるそうで、「どうしたら振り向いてもらえるか」と相談したという。板尾からは「諦めきれない気持ちを素直にぶつけたら」とアドバイスをもらったそうだが、壇蜜は「気持ちをぶつけきれていなくて」と弱気にポツリ。記事全文


第4位 【速報】安達祐実がミニスカで登壇! 劇中コスプレには「恥ずかしい」と照れ笑い

 寄席の舞台裏を描いた人情コメディ『TOKYOてやんでぃ』。この映画が2月23日に公開となり、新宿K's cinemaで行われた初日舞台挨拶にノゾエ征爾、安達祐実、黒田福美、伊藤克信、中村昌也、村木藤志郎、神田裕司監督が登壇した。

・この記事(『TOKYOてやんでぃ』初日、安達祐実ほか)のその他の写真記事全文


第5位 2012年を席巻したマンガ原作、あまりにも無謀な実写での再現

 社会人になり、時間に追われて慌ただしく仕事をしていると、ふとドラえもんの「どこでもドア」や、パーマンの「コピーロボット」があったらいいのになぁ…などと思ったことは誰もが一度はあるのでないだろうか。残念ながら、日進月歩の現代技術は未だマンガの空想世界に追い付けずにいるが、だからこそ人は大人になってもマンガに夢を重ね、愛読し続けるのだろう。記事全文


6位〜10位

6位 他国の地で、破壊の限りを尽くして大迷惑 『ダイ・ハード/ラスト・デイ』
7位 第85回アカデミー賞、ワーストドレッサーは主役のアカデミー女優!
8位 「人間のクズを護る」決意に満ちた、大沢たかおと松嶋菜々子の表情 『藁の楯 わらのたて』本ポスターが解禁
9位 【フォトニュース】爆笑、転倒、感動 スターの悲喜こもごもが見える アカデミー賞 授賞式
10位 新アーマーはマーク42! 『アイアンマン3』前売り券特典としてBE@RBRICKストラップが登場

 今週は、アカデミー賞、脚本・助演男優賞に輝いた、Q・タランティーノ監督最新作『ジャンゴ 繋がれざる者』が公開中。『ハピネス』『ストーリー・テリング』の鬼才・トッド・ソロンズの久々の新作『ダークホース 〜リア獣エイブの恋〜』も公開となります。そのほかの作品はこちらからチェック!

 その他、オススメの映画も特集中!

「アカデミー賞&ラジー賞」特集 2013

『オズ はじまりの戦い』特集
『ボディ・オブ・プルーフ/死体の証言』特集 - 検死クライム・ミステリーが上陸
『TERA NOVA/テラノバ』特集 - 恐竜襲来

 最後に、人気の映画試写会などのプレゼントもご紹介。奮ってご応募ください。
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