スペイン発「デシグアル」本格上陸 原宿UTストア跡地に12月出店

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 「Desigual(デシグアル)」が、2013年春夏シーズンから日本に本格上陸する。アイコニックな幾何学模様や奇抜な色使い、大胆なプリントのコンビネーションでウェアやアクセサリーを展開するスペイン発のカジュアルファッションブランド。12月中旬には国内初の旗艦店を「UT STORE HARAJUKU」跡地に出店し、フルコレクションを揃えて"ハッピー"な雰囲気溢れるブランドの世界観を発信していく。

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 「Desigual」は、スペイン語で「It's not the same(=同じじゃない)」をブランド名に掲げてスペイン・バルセロナで1986年にスタート。「フィーリングのある服」をキーワードに、カラフルな刺繍やパッチワークを取り入れたコレクションを発表している。コラボレーションアイテムも積極的に展開しており、メンズ・ウィメンズで世界的エンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユやディズニー、ウィメンズ限定でデザイナーChristian Lacroix(クリスチャン・ラクロワ)とそれぞれコラボコレクションを販売。本国では「裸で来て、服を着て帰る」というユニークなプロモーションも行っている。「Desigual」は過去10年間、継続的に単年度成長50%を記録しており、スペインをはじめ、欧米やアジア、中東など世界85カ国に進出。これまで日本では仙台や名古屋、博多などにショップを出店してきたが、「本国では0歳から100歳まで、ライフスタイルを提案するブランド。日本でもより幅広い層に向けて、認知度の強化に努めていきたい」(広報担当者)として、2013年春夏シーズンから国内でのブランド展開を本格化させる。

 原宿の明治通り沿いに出店する日本初の旗艦店は路面店で、店舗面積は720平方メートル。地上1階から3階まで3フロア構成の店内では、ベビーからキッズ、メンズ、ウィメンズ、アクセサリーまでフルコレクションを揃える。なお、店舗上階の4〜5階はオフィスやショールームとして利用される予定だ。