睨み合いは徐々に距離が近づき、分けられてマイクを向けられてもなお続いた

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20日(金・現地時間)、明日21日(土・同)にジョージア州アトランタのフィリップス・アリーナで開催されるUFC145「Jones vs Evans」の公開計量がアトランタ・ミットダウンのFOXシアターで行われた。

ライト級出場のジョン・マクデッシ以外、全て問題なくパスとなった公開計量、一際声援が大きくなったのはメインファイトのバンタム級ミゲール・トーレスの出場時だった。厳しい顔のミゲールに対し、マイケル・マクドナルドの尊敬心が感じられない笑顔で、さらに表情が硬くなった。

セミに出場のローリー・マクドナルドへの声援も高かったが、FOXシアター全体から声援とブーイングが折り重なるようにわき起こったのが、メインのUFC世界ライトヘビー級選手権試合に出場する挑戦者ラシャド・エヴァンズ、王者ジョン・ジョーンズが登場したときだった。

特にジョーンズは服を脱ぐときから、3度も雄叫びを挙げるなどハイテンション。両者が向かい合ってスチール写真に応じる際には、ラシャドの額とジョーンズの鼻が完全にふれあい、凄まじいまでの睨み合いが続いた。関係者に分けられてなお、視線を外さない2人。マイクアピールの後、ステージを後にするラシャドも、ついに大声を挙げ感情を爆発させた。
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