居眠り防止アプリ



暖冬傾向とはいえ、それでも暖房が恋しい時期はめぐってくる。そう、自動車を運転している時でさえも。あの暖かさに誘われて、ついつい眠くなった経験は誰にでもあるもの。
ソニー損保が2010年に5000人(女性2500人、男性2500人)を対象に行ったインターネット・リサーチ「全国カーライフ実態調査」では、複数回答可という条件のもと、危うく起こしそうになった事故を挙げてもらった。驚きの結果は以下のとおり。

1位 追突事故33.1%
2位 自転車との事故 31.5%
3位 居眠り運転による事故 29.9%

しかも、男性からの回答2500人だけで集計すると、居眠り運転が40.9%を超え、なんと事故要因の第1位だ。仮眠や飲食物など工夫している人も多いが、それでも眠くなってしまったとき、失うものはあまりにも大きい。何か打つ手はないものか。

そこで中部大(愛知県春日井市)の平田豊教授(44)(神経科学・生体情報工学)の研究グループがiPhone用アプリを開発した。人間の目は通常、体が動いていても一点を見続けていられるように、眼球の動きを調節している。ところが、眠くなると、この機能が働かなくなるのだ。それを検知してユーザーを強い眠気が襲うタイミングを予想し、警告音を発するという仕組みで、2012年春の配信を目指している。自動車運転時以外にも、結構便利に使えそうな予感がするのだが。配信開始が非常に楽しみだ。

居眠り運転、携帯が警告音…目の動きで危険察知
ソニー損保、「2010年 全国カーライフ実態調査 後編」


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(MIYUKI KOMATSU)


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