ハラがコレなんで
 11月5日より全国公開となる、仲里依紗が“粋”な妊婦を演じる映画『ハラがコレなんで』。同作の主題歌は、今年メジャーデビュー10周年を迎えるGOING UNDER GROUNDの新曲「愛なんて」。彼らにとってキャリア初の書き下ろし映画主題歌となる同曲が、11月28日に発売されることが決定した。

 映画『ハラがコレなんで』は、満島ひかり主演『川の底からこんにちは』など独自の作風で注目を集める奇才・石井裕也監督の新作で、仲里依紗が演じる義理人情溢れる妊婦が人助けに奮闘する“ヒーロー”物語。本年度の日本アカデミー賞新人賞を受賞した仲里依紗と、ロッテルダム国際映画祭や香港国際映画祭など世界的にも賞賛を受ける石井裕也監督との若い才能のぶつかり合いが早くも話題となっている。

 作品の持つパワーと監督とのディスカッションで生まれた主題歌「愛なんて」は、映画に流れるスピリットを研ぎ澄まされた歌詞とメロディーで表現し、聴き者の魂にエモーショナルに語りかけるミディアム曲。心温まる人情ストーリーを観た後、すっと心に入ってきてじんわり拡がるような名曲で、前を向いていくというメッセージが込められた、日常を生きている全ての人に送る歌となっている。初回封入特典には、映画『ハラがコレなんで』×GOING UNDER GROUNDコラボ・ステッカーが封入される。

映画『ハラがコレなんで』石井監督コメント
『愛なんて』は無防備な曲です。ゴーイングが彼ら自身の「こころ」を、何のてらいもなくストレートに歌ったからです。きっと、そうするしかな かったんだと思います。こういう大変な時代に立ち向かう唯一にして精一杯の手段として。
そんな松本さんの歌声は、何の迷いもなく、とても力強い。
僕も一生懸命映画を作りました。ゴーイングと一緒に戦えて、本当に良かったです。

松本素生(GOING UNDER GROUND)コメント
主題歌の話しを頂いたのが確か今年の2月。監督の要望は「映画を観た上での書き下ろしにして欲しい」との事でした。
そして3.11の大震災が東北を襲い日本中に暗い影を落としました。
正直、「作曲どころじゃないのでは?」と自分自身を見失う瞬間が何度もありました。
そんな中「ハラがコレなんで」を観ました。優しくて、おかしくて、力強くて、ぽっかり空いてしまった俺の心を埋めてくれる素っ晴らしい映画でした。
そして石井監督とゴーイングで書いた「愛なんて」。
この曲は、この映画の主題歌でもありますが、俺達の魂でもあります。

映画『ハラがコレなんで』公式サイト
GOING UNDER GROUND official website