Windows Phone 7.5搭載のauスマートフォン「IS12T」の魅力はここだ!写真でチェック【レポート】

Windows Phone IS12Tを写真レポート!

いよいよ日本向けにも正式に発表された「Windows Phone 7」ですが、プラットフォームとしてはすでに人気となっているiPhoneや勢いのあるAndroidに比べてかなり後発となっています。

そんなWindows Phone 7の最新バージョン「Windows Phone 7.5 Mango」を搭載した、日本初の日本初Windows Phone 7搭載のau向けスマートフォン「Windows Phone IS12T」の魅力はなんなのでしょうか?

本日27日、KDDIと日本マイクロソフト、富士通東芝モバイルコミュニケーションズの3社で共同発表を行った会場で、開発機が展示されていましたので、写真を見ながら紹介していきたいと思います。

Windows Phone IS12Tは、国内初Windows Phone 7系を搭載したスマートフォンです。9月以降に発売予定で、発売当初は、Cメールは受信のみ対応で、@ezweb.ne.jpドメインのいわゆるケータイメールには、10月上旬に対応予定となっています。

では、今回は、外観を中心に見ていきたいと思います。

■カラバリがチャレンジングな3色展開
まずは嬉しいのは、カラーバリエーションがシトラス、マゼンタ、ブラックという3色展開で、特に、シトラスやマゼンタといった色は、海外のスマートフォンではなかなかない色なので、きちんと日本向にしてあるなというところですね。

また、iPhoneはいまだにですが、Androidもいまでこそ色々なカラーバリエーションがありますが、初期の頃は、黒と白ばかりといった状況の中、Windows Phone 7は、スタートこそ出遅れましたが、はじめからカラーバリエーションが色々あるのは、良いことだと思います。

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■手の小さい人でも持ちやすいジャストサイズ
ディスプレイは、約3.7インチワイドVGA(480×800ドット)のマルチタッチ対応静電容量式TFT液晶(26万色表示)となっており、最近のAndroidを搭載したスマートフォンが4インチオーバーのディスプレイを採用してかなり大きなサイズとなっているのに対し、女性でも持ちやすいサイズにまとまっているのが好印象です。

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サイズは、大きさが約59×118×10.6mm (最厚部13.3mm)、質量が約113gとなっています。Androidを搭載した「AQUOS PHONE SH-12C」や「htc EVO WiMAX ISW11HT」と比べると特に横幅が狭いのがわかるかと思います。

もちろん、iPhoneはいまだに3.5インチですし、Androidでも今夏モデルで「AQUOS PHONE f SH-13C」や「F-12C」、「INFOBAR A01」といった3.7インチのものもありますが、1機種だけとなるとハイエンドモデルになりがちで、そうなると大きなディスプレイをとなるところをこのサイズにしてきたのは非常にバランスを取れている感じがします。

ちなみに、操作は、iPhoneやAndroidと同じように基本的にはディスプレイをタッチして操作し、Androidのようにディスプレイの下に左から戻るキー、スタート(Windows)キー、検索キーの3つのハードキーが搭載されています。操作方法は、「IS12T 基本操作編 ムービー」を参照してもらうとわかりやすいかと思います。

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■スマートフォンで最高レベルの1320万画素カメラ搭載
スマートフォンで最高クラスとなる1320万画素カメラを搭載し、内蔵メモリも、約32GB(うちユーザー領域が約28GB)と大容量なので、多くの写真や動画も保存できます。また、撮影した静止画や動画は、DLNA連携でテレビやパソコンでも無線LAN経由で利用できるのも便利ですよね。

左側面には、CDMAとGSMに対応したグローバルパスポート対応していることを示すロゴやQUALCOMM 3G CDMAというロゴが見えます。チップセットは、1GHzのQualcomm製「Snapdragon MSM8655」となっています。右側面には、シャッターボタンや音量ボタンなどが配置されています。

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■いきなり防水・防塵(IPX5・IPX8・IP5X)に対応
ワンセグやおサイフケータイ、赤外線といった国内向け機能には対応していませんが、防水・防塵には対応しています。これは、iPhoneにはないですし、お風呂でTwitterやFacebook、メールなどといったコミュニケーションもできるのはかなり楽しいです。

また、バッテリー容量は、1460mAhとスマートフォンとして標準的ですが、少なくないというのは、嬉しいところですね。iPhoneやAndroidでは、かなりバッテリーの持ちが悪いですが、プラットフォームごとに持ちの良さも違うので、Windows Phone 7がどの程度なのかは、使ってみないとわからないですが、期待したいところです。

スペック上では、連続通話時間約400分、連続待受時間約280時間と、普通に持ちそうですが、使った時の電池の持ちが気になりますよね。

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本体下部には、ストラップ穴、上部には、3.5mmイヤホンマイク端子およびmicroUSB端子が配置されています。無線LAN(802.11b/g/n)やBluetooth(2.1+EDR)にも対応しています。また、緊急地震速報にも対応する予定とのこと。

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■まだまだある!Windows Phone 7の魅力はソフトウェアにもいっぱい
他にも、意外と面白いのが、各種センサーの扱いが良いのか、Windows Phone 7のゲームはかなり良い感じです。iPhoneもゲーム機としてかなり評価されていたりしますが、さらに良く、Windows Phoneじゃなくて、XBOX Phoneのほうが良かったのでは?と思うくらいです。

また、なんといっても、Windows Phone 7の魅力は、そのソフトウェアにあるでしょう。次回は、ユーザーインターフェース(操作性)を中心に、Microsoft OfficeやMarketplace、各種Hub機能などのソフトウェアの魅力についてまとめたいと思います。

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記事執筆:memn0ck


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