2011年1月22日、中国鉄建(CRCC)はサウジアラビアの鉄道プロジェクトで多額の損失を出した件について、親会社の中国鉄道建設総公司が介入することに決定したと発表した。
 中国鉄建はサウジアラビアの鉄道建設プロジェクトを請け負っていたが、途中で工事計画変更が行われたことなどによって工期が延び、コストが大幅に拡大、最終的に41億元の損失を出す結果となった。
 今回、中国鉄道建設総公司は問題の救済に当たることを決定した。中国鉄道建設は中国鉄建のプロジェクトにおける権利・義務を引き継ぐほか、中国鉄建に対し20億7700億元の援助を行い赤字を補填する方針である。

(China Press 2011:IT)