アスレチックスに移籍した松井秀喜に、球団は背番号55を用意した。これまではジョシュ・アウトマン投手が55番をつけていた。

 松井が正式に契約する前から、アウトマンは背番号について「譲ってもかまわない」と、55にこだわらない意向を示していた。

 松井の入団会見が行われた火曜日、アウトマンは「背番号を譲るから、マツイがちゃんと応えてくれるといいな」とサンフランシスコ・クロニクルに語った。背番号を譲られたさいにお返しをするのは球界の慣習だ。松井は食事に招待するといっている。ローレックスじゃないけど、アウトマンは文句をいわないだろう。

 松井の移籍で、来季のクラブハウスはかつてないほどに大勢の報道陣を迎えることになる。もちろん報道陣の目的は松井ひとりだが、2008年にアスレチックスが日本へ行ったときは、カート・スズキ捕手にも注目が集まった。ビリー・ビーンGMは日本遠征は楽しかったので、また行きたいと述べ、そのときのメンバーは松井の人気の高さを十分に理解しているから、激増する報道陣にも戸惑わないだろうと付け加えた。