24日(金・現地時間)、明日25日(土・同)にインディアナ州コンセコ・フィールズハウスで開催されるUFC119「Mir vs CroCop」の公開計量が行われた。PRIDE時代の盟友ともいえるアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの代役として、メインでフランク・ミアと対戦するのは、ミルコ・クロコップ。お馴染みのクロアチア国旗と、日の丸を模ったトランクスを着用し、日本時代では想像もできない笑顔を浮かべ、計量のステージに登場した。

スケールの上でファンに手を振るミルコ、同じヘビー級でも体の線はミアより一回り細く、体重差は11キロ強。UFCデビュー時のような弛んだ肉がなく、引き締まった体はスピード重視の調整を続けてきたことが予想される。

「ミルコが組技だけを警戒しているようなら大やけどをする」とスタンドにも自信を覗かせるミアだが、ミルコはそんなミアに対し「大口を慎むべき。対戦相手を軽くみないほうがいい」と言い切る。もちろん、ミアも真っ向から打撃でやりあうことはないだろうが、今は懐かしいミルコ・タイガー時代のミルコのキレが期待される一戦だ。

計量時の一番人気は、地元インディアナポリス在住のクリス・ライトル。TUFシーズン4ウェルター級決勝の再戦、マット・セラへのリベンジに挑む36歳のベテランは何気にUFCで3連勝中だ。一時は2勝5敗だったUFC 戦績も今や9勝8敗と勝ち越しており、地元でビッグウィンを目指す。

さらに最注目の一番はライト級ショーン・シャーク×エヴァン・ダナムの一戦か。元UFC世界ライト級王者ショーン・シャークは、フランキー・エドガーの王座奪取で注目されるスコアリングMMAファイターの先駆けといえる存在。抜群のテイクダウン能力と、ポジショニング、サブミッション・ディフェンスを武器に、UFCで挙げた7つの白星のうち、判定勝ちが5試合、カットや負傷TKO勝ちが2試合という戦績を残している。

キャリア11連勝、UFCではデビュー以来4連勝中のダナム。そのうち2試合はスプリット判定で勝利しており、彼もまたスコアリングには長けている。スコアリング勝負といえば、鍵はテイクダウンの攻防が握ることになるが、ここでは背の低さを利したシャークが有利。ただし、それ以前の打撃戦で、リーチでアドバンテージを持つダナムがポイントだけでなく、ダメージを与える可能性も十分にありえるだろう。

■UFC119計量結果は下記の通り

<ヘビー級/5分3R>
フランク・ミア:252ポンド(114.3キロ)
ミルコ・クロコップ:227ポンド(102.9キロ)