セビージャをカンプ・ノウに迎えてのスペイン・スーペルコパ2nd.レグは、メッシのハットトリックなど4-0の大勝利でバルサが今シーズン初のタイトルを獲得した。そして、この一戦で今オフに加入したスペイン代表FWダビ・ビジャがバルサデビューを飾った。

 ベンチスタートとなったビジャだが、56分、ペドロに代わり左サイドに入ると、この日カンプ・ノウに駆けつけた約6万7000人のファンから「ビジャ、ビジャ、ビジャ、ビジャ、マラビージャ!」のコールで大歓迎を受けた。積極的に動き、ゴールチャンスも訪れたが、ビジャのバルサでの初ゴールはお預けとなった。

「デビューできてとても満足している。こんなにハッピーなデビューになるなんて思っていなかったよ。これが続くといいね。フィジカル的に100%ではないけれど、チームメイトとは気持ち良くプレーできた」とバルサでのデビューに喜びを表したビジャ。

「バルサに来た理由の一つは、自分のタイトルリストを増やしていくため。これは僕のデビューにして、初タイトルだ」と言うビジャのバルサでの新しいキャリアがスタートした。スペイン代表で一緒にプレーしているメンバーも多いことから、チームへの適応も問題ないし、初ゴールもすぐ生まれることだろう。“バルサのビジャ”の活躍に期待したい。

(スペイン通信)