レアル・マドリーがドイツ代表MFメスト・エジルを獲得した。セルヒオ・カナレス、アンヘル・ディ・マリア、ぺドロ・レオン、サミ・ケディラ、リカルド・カルバーリョに続く6人目の補強選手となるエジルの移籍金は1500万ユーロ(約16億5000万円)。これにより新シーズンに向けて、R・マドリーが費やした補強額は7400万ユーロ(約81億4000万円)となった。

 移籍金が最も低いのはセルヒオ・カナレスで600万ユーロ(約6億6000万円)。逆に最も高いのはディ・マリアの2500万ユーロ(約27億5000万円)だ。ケディラとペドロ・レオンは1000万ユーロ(約11億円)で、カルバーリョは800万ユーロ(約8億8000万円)となっている。

 クリスティアーノ・ロナウド、カカ、ベンゼマ、シャビ・アロンソらの獲得に2億5000万ユーロ(約275億円)の巨額を投じた昨年に比べると抑えめであることは否めないが、7400万ユーロは高額な投資額だと言えるだろう。例年に比べて地味目ではあるが、モウリーニョ監督の意向が反映されている補強に見える。モウリーニョ体制の下、王座奪還を狙うR・マドリー。新たに獲得した選手たちはどのような活躍を見せてくれるだろうか。

(スペイン通信)