バルサに“バルサ君”がソシオとして加わった。スペインのスポーツ紙マルカによるとベルギー人カップルの息子で、その名もバルサがインターネットによりソシオ登録を済ませたと言う。

 ソシオナンバー185,508番。バルサ君という名前がバルサに登録されたのは初の事だと言う。20歳前半のベルギー人の夫婦は、大のバルサファン。「大きくなっても名前を好きでいて欲しいね」とブリュッセル郊外に住む若い夫婦は語ったようだ。

 この名前を思いついたのは奥さんの方だったようで、バルサの試合を見ていた際、「もし男の子だったらバルサって名前が良い」と旦那に語ったと言う。旦那もこのアイディアを気に入り、「ウインクして私を見て、息子の名前はバルサにしようと言って来たの」と名前決定の経緯を明かした。

 バルサという名前が他にも世界に存在するかは不明だが、バルサブームは世界中に広がっている一つの証明ともなる“バルサ君”の登場。選手の名前を付けるケースは増えているが、クラブの名前を子供に付けるのは珍しい。このベルギー人夫婦の家族はもう名前には慣れたそうだ。

(スペイン通信)