スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、8月11日にメキシコシティーのアステカスタジアムで行われる対メキシコ代表戦に向け招集メンバー18選手を選出した。F・トーレス、イニエスタ等は外れ、モンレアル、カソルラ、ブルーノが招集された。

 W杯を戦った23選手の中で今回メンバー入りしなかったのは、イニエスタ、アルビオル、F・トーレス、ペペ・レイナ、ハビ・マルティネスの5人。イニエスタには「特別休暇」を与えたデル・ボスケ監督。ハビ・マルティネスはスペインU-21代表キャプテンとしてヨーロッパ選手権予選、対フィンランド代表戦に招集された。その他は怪我やコンディション不良によりメンバー外となった。

 オサスナの左サイドバック、モンレアルとユーロの優勝メンバーでもあるビジャレアルのカソルラは代表復帰。今回初招集となったのが、ビジャレアルのMFブルーノだ。ビジャレアルではマルコス・セナとディフェンシブハーフを務めるブルーノ。左利きの技巧派MFで、セルジ・ブスケスまたはシャビ・アロンソの代わりにもなれる選手だ。

 スペイン国内では以前より高い評価を得ていたブルーノ。ビジャレアルで経験を積み、ついにスペイン代表にもお呼びがかかった。バルサも獲得に興味を示していると言われるブルーノには今後も注目だ。

(スペイン通信)