U-19スペイン代表が歴史的な大勝をした。U-19イタリア代表と対戦したが、バルサBで活躍するティアゴ・アルカンタラが中盤でゲームをコントロール。ケコ、ムニアインなどタレントが揃うU-19スペイン代表がU-19イタリア代表を3−0で破り、予選リーグ3連勝でヨーロッパ選手権準決勝進出を決めた。

 強豪相手にも全く物怖じすることがなかった将来のスペイン代表を担う選手達。3点目に伝説のゴールが生まれた。ベティスに所属するエセクイエルがPKを獲得。キッカーを本人が務めたが新しいPKの蹴り方が生まれることになる。

 ボールの左から助走に入ったエセクイエルは右足で蹴る態勢に入ったが、ボールを軸足の左で振り抜いた。U-19イタリア代表GKコロムビは、完全に逆を突かれ、3失点目。ベティスBで3部の試合でもこの蹴り方でゴールを決めていると言うエセクイエル。U-19スペイン代表が“軸足PK”で、ついに準決勝へ駒を進めた。

(スペイン通信)