南アフリカ・ワールドカップで使用される公式球「ジャブラニ」は、ズールー語で「祝う」という意味を持つ。だが、オフィシャルのお披露目を前に、各選手たちがネガティブな反応を見せていることを考えれば、「アディダス」社がデザインしたこのボールは、まったく「祝う」ところなどないようだ。特に批判をしているのは、ゴールマウスを守る守護神たちである。

だが、「ジャブラニ」を発案したドイツ人のハンス=ペーター・ニュルンベルク氏は、英紙『ガーディアン』の中で、ポルトガル代表MFクリスティアーノ・ロナウドのように、美しいタッチを誇る選手たちにとっては良いボールだと主張している。

「私はこのボールに大きな自信を持っている。おそらく、GKたちはその特徴に慣れるまで少し時間がかかるだろう。高地で試合をするから、ボールが5%速く飛び、より高く上がるはずだからね。しかし、FWたちにとっては、間違いなくアドバンテージとなる。より多くのゴールを生み、観客をより楽しませることができる機会が増えるからだ。そうすることで、確実によりスペクタクルなプレーが見られるはずだよ。私はC・ロナウドのような優れた選手、ボールを扱うのが好きで、良いテクニックを持つ選手たちのことを考えているんだ。彼らは必ずジャブラニを好きになるはずだよ」