絶叫アトラクション『フジヤマ』に乗り込んだ大島優子(左)と前田敦子。出発前は余裕のガッツポーズを見せていた(撮影:野原誠治)
 8月26日に発売したシングル「言い訳Maybe」が、25日付のオリコン・デイリーランキングでSMAPを抑えて自身初となる初登場1位を記録したAKB48。8月22日と23日には日本武道館3公演を成功させた彼女達が9月13日、山梨・富士急ハイランドにてファンイベント「夏のサルオバサン祭り」を開催した。

 「夏のサルオバサン祭り」では、富士急ハイランドをAKB48がジャック。園内各所にメンバーが出没し、さまざまなイベントでファンとの交流を図った。13時からは、前田敦子・大島優子・篠田麻理子・渡辺麻友・高橋みなみ・小島陽菜・板野友美・佐藤亜美菜・柏木由紀・河西智美・小野恵令奈・秋元才加の選抜メンバー12名が、園内をパレードしてファンサービスを行った。

 しかし、そこにはスタッフの魂胆があり、パレードの最後にはメンバーを国内屈指の絶叫アトラクション「フジヤマ」に引き連れることに。ところが、篠田麻理子・渡辺麻友・小島陽菜・柏木由紀・小野恵令奈・秋元才加は、マシン乗車をかたくなに拒否。残りの6名だけが最大速度130km/h、最大落差70m、所要時間3分30秒のスリルを味わった。コースターの中央に乗車した高橋みなみは「一番エンジョイしていたのは、ゆうこ(大島優子)。手を離す余裕を見せていた」とコメントを述べた。

 その他のメンバーもファンサービスを実行。アトラクションにこっそり移動し、スタッフになりすましてアナウンスを務めるなど、ファンを驚かせる場面もあった。

 イベント最後には無料コンサート「サウンドコニファー229 AKB48夏のサルオバサン祭り」を開催。招待チケットを手にしたファンが会場へ押し寄せる中、武道館公演をインフルエンザ感染のため欠席したメンバーの一人、倉持明日香は「プロレスファンの私としては、武道館に立てなかったのが悔しくて、このウップンを今日晴らします」と力強く宣言。続けて、奥真奈美も「インフルエンザの馬鹿ヤロー」と大声で叫び、ファンから笑いを誘った。

 コンサート終盤には、10月21日に発売となる14枚目のニューシングル「RIVER」を初披露。同作ではメンバーを総動員して、1曲目の「RIVER」を選抜メンバー16名が、2曲目の「君のことが好きだから」をアンダーガールズの再構成メンバー16名が、3曲目の「ひこうき雲」を新たに登場する「シアターガールズ」18名が歌い、DVDには3曲分のミュージッククリップを収録する。

 10月10日には、幕張メッセにてファンイベント「大運動」の開催も決定。また、9月にはアメリカ・ニューヨークで、10月にはフランス・カンヌで開かれるコンテンツ国際見本市「ミップコム」にてライブを行う予定となっている。

AKB48インタビューライブレポート - アーティスト情報

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