『サンフランシスコ・クロニクル』紙が報じたところによると、メキシコ・シティではこの度70歳以上の男性に対し、老後のハッピー・ライフを目的に、行政が勃起機能不全治療薬を無料で配布することを決めたという。


市長であるマルセロ・エブラルド氏は、「性的な興奮は、何歳になっても生活の質を高めることに大変重要な役割を果たし、人々を幸せにする」とし、この無料配布計画に強い意欲を示している。

そして保健局のアルマンド・アフエド氏は、バイアグラをはじめ、レビトラ、シアリスといったED治療薬を、具体的にはひとりあたり1回あるいは2回分を無料で配布する旨を発表した。配布にあたっては、希望者は市内に定められた3箇所の保健センターで簡単な健康チェックを行う必要があるという。

アフエド氏によると、メキシコ・シティだけでも870万人の人口があり、70歳以上の男性は11万人もいるとのこと、彼らがこの “お試し”によって薬の価値と夫婦円満を実感し、その後は自分の意思で薬を購入し、ハッピー・ライフが続けば何よりであるという。

少子化対策にはムリがあるが、熟年離婚に歯止めをかけようなどという目的でバイアグラ放出案が日本でも議題にのぼる日は来るであろうか。しかし、熟年離婚の妻の言い分のひとつに、“夜のお世話はもうたくさん”、という理由が挙げられることを思うと、根本的に愛と情熱の国メキシコの男女とは体質が違うことを忘れてはならないようだ。

(編集部 Joy横手)

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