第11試合 ミドル級/5分3R
マイケル・ビスピン(英国)
Def.3R終了/判定
クリス・レーベン(米国)

地元の大歓声を背に戦うピスピンは、開始とともにローから右ストレート。レーベンのローに合わせた左ストレート。さらに左ミドル、左フック、首相撲からヒザと多彩な攻撃を見せ
る。一方のレーベンは、飛びこみざまの左、カウンターの左と、その左の拳にすべてをかけているかのように戦ったが、ビスピン優勢の初回は、彼がテイクダウンを奪ったところで終了した。

2R、左ストレートから左ミドルを放ち、バランスを崩したレーベン。かなりパンチに力が入っている。1Rの劣性を挽回するかのように前進を続けたレーベンに対し、ビスピンも攻めあぐねてしまう。ここでレーベンの左ローがビスピンの急所を捉え、その映像が流れると場内から大きなどよめきが起こる。

再開後、左へ回りながらローを出すビスピン。レーベンが頭を振りながら、左フックを放つため、思うように攻められない。左へ回りながらカウンターを狙うビスピンに、今度は左ボディをヒットさせたレーベン。ラウンド終盤になってビスピンは、アッパー&右ストレートをヒット、好印象をジャッジに与え、このラウンドを終えた。

3R、「手を出したら、その場から離れる。一箇所に止まらないよう」と、マット・ヒュームの指示をインターバル中に受けたレーベンだったが、左を放つたびに、ビスピンのカウンターを浴びてしまう。

ここでレーベンの指が、ビスピンの左目に当たるアクシデントがあったが、すぐに試合は再開。ファンによる、ビスピン・コールが起こる中、レーベンの“打たれても前に出る姿勢”は変わらない。そんなレーベンに、ビスピンは左ロー、左ストレートを返していった。

レーベンは右ジャブの連打から、左を見せ、さらにヒザ蹴りで距離を詰めるが、ここでもビスピンの左右のローで動きを止められてしまう。しかし、目先の変えたレーベンは、両足タックルでテイクダウンを奪うことに成功。ビスピンは背中でケージを這うように立ち上がったが、ここでレーベンの左アッパーがヒット。手数は多いが、そこにカウンターを受け、自らのパンチは最後までバランスが悪かったレーベン。判定は3−0でビスピンの勝利となり、08年最後のUFCバーミンガム大会のメインを締めたのだった。

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