ダン・ハーディに判定で敗れ、復帰戦を飾ることはできなかった“ジャパニーズ・センセーション”郷野

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10月18日(土・現地時間)、英国ウェストミッドランド州バーミンガムにあるThe NIA(ナショナル・インドア・アリーナ)では、『UFC89 BISPING vs LEBEN』が開催された。今大会は、米国本土においてもPPV中継はなく、スパイクTVでの無料放送が行われるノーPPV大会=UFCインターナショナルイベントとなっており、日本ではディレイ中継ながらもWOWOWの放送が再開される。

しかしながら、日本のファンにとっては些か残念なリスタートと言わざるを得ない、ここ数大会の中でも総じて低調な内容となってしまった今年3度目の英国大会。そのメインイベントでは、英国人でTUF3の優勝者マイケル・ビスピンと、TUF1の中心選手クリス・レーベンが激突、今やUFCの核ともいえるTUF世代同士の一戦が行われた。

地元の大歓声を背に戦うピスピンは、手数で上回り、その左の拳に全てを懸け前進するレーベンに、何度もカウンターをとっては打撃を放ち、また、試合終盤には起死回生のテイクダウンを狙ったレーベンに対しても、ケージを背に落ち着いて立ち上がることに成功。最後は3−0の判定勝利を挙げた。

セミファイナルでは、ライトヘビー級転向2戦目となるブランドン・ベラが、チャック・リデルを下しながらも、ヴァンダレ・シウバには敗れたキース・ジャーディンと対戦。共に決定打を欠く一進一退の攻防というジャッジ泣かせのファイトとなったが、結果はジャーディンが僅差の判定勝ち。さらに、PRIDE末期に活躍した日本でもお馴染みのソクジュは、ルイス・カーンに完敗。序盤から打撃を振りまわし、攻勢かのように思わせたソクジュだったが、2Rに入って失速するや、前へ出始めたカーンが距離をコントロール。ソクジュのサークルワークを先回りして、ケージ際に釘付けすると、カーンは強烈なフックからのパウンドで試合を決めた。

また、この日は、日本から郷野聡寛が出場。本来であれば、今年の3月にジョン・フィッチと対戦する予定だった郷野は、1月に古傷の拳を負傷。今大会で11ヶ月ぶりのオクタゴン復帰を果たした。郷野の相手は、英国出身でケージフォースで猛威を奮ったダン・ハーディ。実力者を前にアウェーの地で迎える復帰戦となったが、試合はスプリットの判定で敗れる残念な結末となった。その他、全試合結果は下記の通りとなる。

UFC89 全試合結果


第11試合 ミドル級/5分3R
○マイケル・ビスピン
(英国)
3R終了
判定
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クリス・レーベン×
(米国)
第10試合 ライトヘビー級/5分3R
○キース・ジャーディン
(米国)
3R終了
判定
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ブランドン・ベラ×
(米国)
第9試合 ライトヘビー級/5分3R
×ソクジュ
(カメルーン)
2R4分15秒
TKO
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ルイス・カーン○
(ブラジル)
第8試合 ウェルター級/5分3R
×ポール・テイラー
(英国)
3R終了
判定
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クリス・ライトル○
(米国)
第7試合 ウェルター級/5分3R
×ポール・ケリー
(英国)
2R2分16秒
ギロチン
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マーカス・デイビス○
(米国)
第6試合 ウェルター級/5分3R
×郷野聡寛
(日本)
3R終了
判定
ダン・ハーディー○
(英国)
第5試合 ヘビー級/5分3R
○シェーン・カーウィン
(米国)
1R1分31秒
TKO
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ネイル・ワイン×
(英国)
第4試合 ライト級/5分3R
○デビッド・ビエルクヘイデン
(スウェーデン)
3R終了
判定
ジェス・リアウディン×
(フランス)
第3試合 ライト級/5分3R
×サム・スタウト
(カナダ)
3R終了
判定
テリー・エティン○
(英国)
第2試合 ライト級/5分3R
×デビッド・バロン
(フランス)
3R3分19秒
リアネイキドチョーク
ジム・ミラー○
(米国)
第1試合 ライト級/5分3R
×サミー・スキアボ
(フランス)
3R1分47秒
リアネイキドチョーク
ペル・エクルンド○
(スウェーデン)