●記憶する項目を選んで使い分けよう
オートコンプリートで記憶する項目としては、[Webアドレス][フォーム][フォームのユーザー名およびパスワード]がある。
自分だけか使うPCなら、これらの内容を記憶させておくと便利だが、他の人が同じPCを利用する可能性がある場合は、気を使いたいところ。例えば、[Webアドレス]が記憶されていると自分がどんなサイトを見ているのかわかってしまうし、ユーザー名やパスワードを記憶していると個別向けのWebサービスを他人に利用されてしまうこともある。PCの利用状況によっては、オートコンプリートを切っておくとよいだろう。

設定は、[ツール]→[インターネットオプション]を選択し、[コンテンツ]タブにある[オートコンプリート]ボタンをクリックする。すると[オートコンプリートの設定]が表示されるので[オートコンプリートの使用目的]で記憶させたくない項目はチェックを外しておくとよい。

例えば、[Webアドレス]と[フォームのユーザー名およびパスワード]は記憶させたくないという場合、チェックを外して[OK]をクリックする(画面5)。
画面5 例えば、[Webアドレス]と[フォームのユーザー名およびパスワード]は記憶させたくないという場合、チェックを外して[OK]をクリックする
画面5 例えば、[Webアドレス]と[フォームのユーザー名およびパスワード]は記憶させたくないという場合、チェックを外して[OK]をクリックする

●現在記憶している入力内容をクリアしよう
すでにオートコンプリートで記憶している入力内容は、すべて消去できる。普段は、自分しか使わないのでオートコンプリートをオンにしているが、たまたま他の人が使うことになり、今まで記憶している内容を消したい……とか、誤入力のものまで記憶してしまっているので、消してすっきりしたい……など、記憶内容をクリアしたい要因はさまざま。
このようなとき、[オートコンプリートの設定]から、[フォームのクリア]ボタンをクリックすれば、記憶内容をすべて消せる。

[オートコンプリート履歴のクリア]にある[フォームのクリア]をクリックするとこれまで記憶されたすべてのオートコンプリートの履歴が消える(画面6)。
画面6[オートコンプリート履歴のクリア]にある[フォームのクリア]をクリックするとこれまで記憶されたすべてのオートコンプリートの履歴が消える
画面6[オートコンプリート履歴のクリア]にある[フォームのクリア]をクリックするとこれまで記憶されたすべてのオートコンプリートの履歴が消える

なお、[フォームのユーザー名およびパスワード]のチェックをオンにしている場合、入力内容は記憶されている。ユーザー名とパスワードが必要なサイトで過去に入力したことがあるサイトでは、ユーザー名を入力することで自動的にパスワードも入力される。パスワードの記憶のみをクリアしたいという場合は[オートコンプリート履歴のクリア]にある[パスワードのクリア]ボタンをクリックすることで、記憶されているパスワードだけを消すことが可能だ。

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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
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