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 米紙「ニューヨーク・ポスト」は1日(日本時間2日)、ヤンキースとのワイルドカードシリーズで2連敗し、敗退したレッドソックスのウィルソン・コントレラス内野手(34)が、球団のデータを重視する方針を暗に批判したと報じた。

 第2戦でマックス・フリードから本塁打を放ったコントレラスは試合後、「才能があるだけでは十分じゃない。データがあればいいというものでもないし、コンピューターに何をすべきか指示されればいいというものでもない。これは野球なんだから」と発言。「データは僕たちを助けるためにある。でも結局、試合に勝つためには経験やベテラン選手が必要になる。言いたいことはたくさんあるけど、これくらいにしておく」と語った。

 同紙は、この発言の背景として、レッドソックスがシリーズ2試合で見せた継投策を挙げた。第1戦では0-1の5回に先発ペイトン・トールを降板させ、左腕エリック・ミラーを投入したが、ベン・ライスに本塁打を浴びた。第2戦でも0-1の5回にソニー・グレイを降板させてミラーを投入し、コディ・ベリンジャーに適時打を許した。グレイを降板させた采配について質問されたコントレラスは言葉では答えず、自分の口を縫い合わせるようなしぐさを見せた。また「レッドソックスはデータに頼りすぎていると思うか」と聞かれると、「試合を見ていれば分かる」と意味深に答えた。

 さらに、シーズン中に32勝5敗の快進撃を見せた打線が終盤に失速し、ポストシーズンでは18イニングで2得点に終わった理由を問われると、「いい質問だ。でも答えない。本当のことを言いたくないから」と話した。同紙は、一連の発言について、コントレラスがデータそのものを否定しているのではなく、データと経験や現場での判断とのバランスを求めていることを示唆するものと伝えている。