中日に「桑田真澄監督」誕生ならチームはどう変わる? 外様なら異例の就任も高まる待望論

桑田氏の去就に注目が高まっている(C)産経新聞社
まさかのビッグネームが飛び出たことで、待望論も高まりを見せています。チームを率いた井上一樹監督の突然の辞任によって、後任監督を巡る報道が熱を帯びている中日のことです。
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加熱している後任候補をめぐっての報道では、巨人系列のスポーツ報知も9月30日付け朝刊で「後任候補は球団OB・井端弘和氏、元巨人・桑田真澄氏ら」と報じ、大きく注目を集めました。桑田氏と関係の深い朝刊スポーツ紙もその名をあげたことで、ファンも強い興味を示しているのです。
また桑田氏といえば、日本球界ではジャイアンツ一筋のイメージが強いですが、ドラゴンズのユニホームに袖を通すならば、どんな効果が期待できるのでしょうか。
プロ野球の取材歴が長いスポーツライターは、こう分析します。
「桑田さんは早稲田大学や東京大学の大学院で研究を重ねた、『野球を科学する』専門家です。サイエンスやメディカルを駆使して、今の時代にマッチした野球を展開すると思います。監督が自らそんな野球を志向する球団があっても面白い」
それだけでなく、「桑田真澄」のブランド力は、大変大きいものがあると言うのです。
「現在のスポーツメディアにおいて、デスク以上の決定権を持つ人は、ほとんどが『KKコンビ』に憧れた世代。テレビ局やスポーツ新聞には、今でも巨人時代の『桑田番』として活躍したディレクターや記者が、その動向に注目しています。『中日・桑田監督』が誕生となれば、各社とも『桑田シフト』を敷くことは必至です。敏腕記者が名古屋入りして、その一挙手一投足を追うことになるでしょう。報じることに寄る宣伝効果は絶大になると考えられますね」
PL学園、巨人という常勝軍団でエースを務め、勝つことを義務づけられてきた男。今でこそ温厚な人柄が強調されがちですが、実のところ、勝利への執念は凄まじいものがあるでしょう。
「プライドも高く、もし監督に起用する場合、球団側も『全権監督』として桑田さんに全てを託すぐらいの覚悟が求められます。その価値は十分あります。6年連続BクラスのチームをAクラスに引き上げるには、それぐらいの『劇薬』が必要かもしれません」
中日においては過去の例を見ても、コーチなどでの在籍経験もない完全な「外様」の監督就任となれば、異例のこと。今後の成り行きに注目したいところです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
