インタビュー:BOOM BOOM SATELLITES「作り手としてそれが本望」
1997年にベルギーのR&Sレコードと契約。Underworld、FATBOY SLIM、MOBYらと海外ツアーを敢行し、国内のみならず世界各国のロックフェスティバルに数多く出演を果たしたBOOM BOOM SATELLITES。今月25日には、昨年発表した5作目のアルバム「ON」以降、初の音源となるシングル「EASY ACTION」を発表。同作は8月18日に全国公開となる話題映画「ベクシル」の挿入歌となっている。
■今回の「EASY ACTION」は、昨年5月に発表したアルバム「ON」からの流れを感じているのですが、現在、次のアルバムを制作していて何曲かある中で、なぜこの曲をシングルに選んだのでしょうか?
中野雅之(以降、中野):これは映画のサントラとして制作がスタートしている曲だから、アルバムの1曲というよりは、アルバムよりも先に1曲上げるということで作っていた曲なんです。
■映画を観てから、イメージを膨らませて作ったのですか?
中野:去年の早い段階で5分から10分ぐらいのトレーラーの映像を観て、「これで何か思い付く所で作って下さい」という感じでした。
■監督は、2004年4月に公開したアニメ映画「アップルシード」をプロデュースされた方ですよね。
中野:そうそう、曽利さんです。
■「アップルシード」の時は、音楽と主題歌を担当したことによって、新たなリスナーが増えたというような反響はありましたか?
中野:俺達の場合は、そうでもないですね。「アップルシード」をやった後に、モロにアニメファンみたいな人達が増えたという印象は無いですね。
■昨年7月に、新木場スタジオコーストでJAPANツアーのファイナルを観させてもらいましたが、「Dive For You」は特に盛り上がっていた印象があるのですが。
中野:確かに盛り上がりますね。もちろんアニメファンとか、映画館に足を運んだという人もいるのかもしれないですけど、地上波でスポットがいっぱい打たれて、普段聴いていない人の耳に届いたということが結果としてあると思いますね。
■中野さん自身は、普段アニメを観る方ですか?
中野:観ますね。押井守の「GHOST IN THE SHELL」と「イノセンス」とか好きですし。
■小さい頃、地上波で放送しているようなアニメを観て育ったタイプではないですか?
中野:アニメっ子ではないですけど、小さい頃は結構、「ルパン三世」とか「未来少年コナン」とか観ていましたし、「ガンダム」とか好きですよ。
■アルバム「PHOTON」のジャケットを描かれた方は、「ガンダム」の美術監督をされていた方でしたね。
中野:日本サンライズの中村光毅さん。
■アートワークは、今も変わらず平田真市郎さんですか?
中野:この間のアルバムから、TYCOON GRAPHICSです。
■デザインの打ち合わせなどは、中野さんの方からアイデアを出されるんですか?
中野:いや、俺は基本的にジャケットとかアートワークって、あまりアイデアを出さないで、音だけを渡して一から考えてもらうことが多いですね。一応ミーティングで、自分の作っている音楽のプレゼンテーションをして、何かしらデザイナーさんと共通言語を見付けようと、なるべくお互いに理解が深まるように頑張って話をして。あとはもう丸フリですね。
■上がってきたものを見て、良ければ。
中野:そうそう。
■ビデオクリップなどの映像についても同じですか?
中野:基本的にはそうです。嫌なことは言うけど、そんなに無いかな。やっぱりモノを作る人って、信用しないと発揮できないことも多いから。
■今回のビデオクリップを撮られた方は?
中野:今回の人は「KICK IT OUT」の時にもやってる人で、2回目です。「KICK IT OUT」のビデオクリップが気に入ったからなんですけどね。
■今回の「EASY ACTION」は、昨年5月に発表したアルバム「ON」からの流れを感じているのですが、現在、次のアルバムを制作していて何曲かある中で、なぜこの曲をシングルに選んだのでしょうか?
中野雅之(以降、中野):これは映画のサントラとして制作がスタートしている曲だから、アルバムの1曲というよりは、アルバムよりも先に1曲上げるということで作っていた曲なんです。
■映画を観てから、イメージを膨らませて作ったのですか?
中野:去年の早い段階で5分から10分ぐらいのトレーラーの映像を観て、「これで何か思い付く所で作って下さい」という感じでした。
■監督は、2004年4月に公開したアニメ映画「アップルシード」をプロデュースされた方ですよね。
中野:そうそう、曽利さんです。
■「アップルシード」の時は、音楽と主題歌を担当したことによって、新たなリスナーが増えたというような反響はありましたか?
中野:俺達の場合は、そうでもないですね。「アップルシード」をやった後に、モロにアニメファンみたいな人達が増えたという印象は無いですね。
■昨年7月に、新木場スタジオコーストでJAPANツアーのファイナルを観させてもらいましたが、「Dive For You」は特に盛り上がっていた印象があるのですが。
中野:確かに盛り上がりますね。もちろんアニメファンとか、映画館に足を運んだという人もいるのかもしれないですけど、地上波でスポットがいっぱい打たれて、普段聴いていない人の耳に届いたということが結果としてあると思いますね。
■中野さん自身は、普段アニメを観る方ですか?
中野:観ますね。押井守の「GHOST IN THE SHELL」と「イノセンス」とか好きですし。
■小さい頃、地上波で放送しているようなアニメを観て育ったタイプではないですか?
中野:アニメっ子ではないですけど、小さい頃は結構、「ルパン三世」とか「未来少年コナン」とか観ていましたし、「ガンダム」とか好きですよ。
■アルバム「PHOTON」のジャケットを描かれた方は、「ガンダム」の美術監督をされていた方でしたね。
中野:日本サンライズの中村光毅さん。
■アートワークは、今も変わらず平田真市郎さんですか?
中野:この間のアルバムから、TYCOON GRAPHICSです。
■デザインの打ち合わせなどは、中野さんの方からアイデアを出されるんですか?
中野:いや、俺は基本的にジャケットとかアートワークって、あまりアイデアを出さないで、音だけを渡して一から考えてもらうことが多いですね。一応ミーティングで、自分の作っている音楽のプレゼンテーションをして、何かしらデザイナーさんと共通言語を見付けようと、なるべくお互いに理解が深まるように頑張って話をして。あとはもう丸フリですね。
■上がってきたものを見て、良ければ。
中野:そうそう。
■ビデオクリップなどの映像についても同じですか?
中野:基本的にはそうです。嫌なことは言うけど、そんなに無いかな。やっぱりモノを作る人って、信用しないと発揮できないことも多いから。
■今回のビデオクリップを撮られた方は?
中野:今回の人は「KICK IT OUT」の時にもやってる人で、2回目です。「KICK IT OUT」のビデオクリップが気に入ったからなんですけどね。