千葉県内で長引く一部運休…代行輸送始められない区間も 台風被害で生活一変した人たちは
台風25号の影響で千葉県内を走るJR内房線が運休するなど交通に大きな影響が出ています。
■「起きる時間も30~40分早く…」

29日夜、千葉県の木更津駅に到着したバスには、多くの乗客が。複数の鉄道の路線で運休が発生しているため、バスの利用者が急増しています。
普段からバス利用
「超満員。補助席も全部満員。乗ってて息苦しくなる。横にも横にも人がいる。満員電車と違って、ぎゅうぎゅう詰めにならないのがバスのいいところだったんですけどね」
鉄道の運休が始まってから、バスを利用し始めた人からは…
新たにバス利用
「生活スタイルがだいぶ変わっちゃった。起きる時間も30~40分早く起きる。年末まで続くと言われるとうーんって感じ」
■1日約5万4千人利用の区間…代行輸送始められず

台風25号が千葉県を襲ってから1週間以上。運休が続いているのは、4つの路線の一部区間です。
29日、久留里線の「木更津駅~久留里駅」間は、来月2日に。成田線の「佐原駅~銚子駅」間については、来月4日に運転再開を見込んでいると発表されました。
運休中の路線では、代行バスなどが運行していますが、内房線の姉ケ崎駅から木更津駅間では、十分なバスを確保できず、代行輸送が始められていません。
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大規模な土砂流入のため、復旧に3か月程度かかる見通しとなっている、姉ケ崎駅と木更津駅間。JR東日本によると、1日におよそ5万4000人が利用しているといいます。
こうした状況を受け、29日、井林国土交通大臣は、全国のバス会社から車両や運転手の派遣協力を得るべく、日本バス協会に協力依頼をしていることを明らかにしました。
また、29日午後9時前、運休している内房線の長浦駅付近で行われていたのは、折り返し運転に向けた工事です。
JR東日本は、長浦駅に折り返し設備を仮設し、長浦駅から木更津駅間を先行して復旧することを検討しています。
■自転車通勤に切り替えも…生活拠点移さざるを得ず

長期化する運休によって、通勤通学などに、多大な影響が出ています。
29日夜、姉ケ崎駅の近くで出会ったのは、電車から自転車通勤に切り替えたという男性。
自転車通勤にした男性
「いい足のトレーニングになると思って、頑張ってますよ、毎日」
--どのくらい?
自転車通勤にした男性
「15キロくらい」
千葉駅が勤務先の最寄り駅だという男性。自宅があるのは、内房線の巌根駅だといいます。そこは、まさに運休している区間です。そのため、姉ケ崎駅まで自転車で通勤していました。
--雨降っていますが?
自転車通勤にした男性
「憂鬱な気分になりますね」
自転車通勤初日は、遅刻してしまったといいます。そこで生活の拠点を移さざるを得ない状況に…
自転車通勤にした男性
「この状況だと会社にも通えないので、転居することにしました。再来週から東京に引っ越すことにしたんですよ」
■タクシー通勤に変更も…金額は「通常より数倍」

一方、通勤にタクシーを使うようになったという3人。問題点は、タクシーがつかまらないことだといいます。
タクシー通勤にした3人
「きょうは探すのに手間取って、タクシー見つけるのに50分くらいかかった」
--金額はどう?
タクシー通勤にした3人
「通常より数倍に跳ね上がっている」
東京のバスターミナルでは、千葉方面へ向かうバスに乗り込む多くの人がいました。
乗れなかった日もあるという男性は…
バス利用者
「私の目の前で満席になってしまって、乗れなくなってしまって。30分から1時間待ち」
台風25号による被害は、県民の生活を変えてしまっていました。
(9月29日放送『news zero』より)