OpenAIとサム・アルトマンCEOにAI開発の一時停止を求めてフロリダ州司法長官が仮処分申請

「危険なChatGPTをリリースした」としてOpenAIとサム・アルトマンCEOを提訴しているフロリダ州のジェームズ・ウスマイヤー司法長官が、法廷闘争の間にさらなるAI開発が行われないよう、裁判所に仮処分申請を行いました。ウスマイヤー司法長官は「アルトマン氏の『開発速度を落とす』という発言が本気だったなら、裁判所への我々の要請に賛同するべきです」と述べています。
https://www.myfloridalegal.com/newsrelease/attorney-general-james-uthmeier-files-temporary-injunction-against-openai-and-its-ceo
Four months ago, we filed the first state-led lawsuit against OpenAI and Sam Altman. Today, we are asking the court for a temporary injunction.
Stop calling it safe. Stop pretending it's human. Stop selling it to kids. pic.twitter.com/AEXvz7VQUd— Attorney General James Uthmeier (@AGJamesUthmeier) September 28, 2026
ウスマイヤー司法長官は裁判所に提出した書類の中で、「被告ら(OpenAIとアルトマン氏)は仕組みを完全に理解しないままサービス(AI)を提供していることを認めています。AIは単なるサービスではなく、被告らが認めているように、人類の存続そのものについて危機をもたらすサービスです。被告らは、政府によって強制されない限り、文明を滅ぼしかねないAI開発を止められないと主張しています。彼らは政府に対して、自らをマストに縛り付けてほしいと求めているのです」と述べました。
その上で、「フロリダ州司法長官として被告たちの助けを求める叫びに応え、無謀で容認できないほどのリスクをはらんだ製品でフロリダ州民に加害することをやめるように求める仮処分申請を提出しました」と述べています。
ウスマイヤー司法長官はすでに、ChatGPTの真の性質と危険性を隠してフロリダ州民を欺いたまま公開したとして、OpenAIとアルトマンCEOを提訴しています。
「危険なChatGPTをリリースした」としてOpenAIとサム・アルトマンがフロリダ州司法長官に提訴される - GIGAZINE

提訴から4カ月のあいだに、OpenAIのAIエージェントがHugging Faceやオーストラリア政府機関、国連の統計サイトなどへハッキングを行っていたことが明らかになっています。
OpenAIのAIエージェントが国連のウェブサイトにブルートフォース攻撃を試みる - GIGAZINE

ウスマイヤー司法長官は「被害は差し迫った現実のもので、本裁判所が裁判のあいだ差し止めを行わない限り、取り返しの付かないことになってしまいます」と警告しています。
