Yahoo! JAPANは28日、子ども向けサービス「Yahoo!きっず」を12月4日に終了すると発表した。1997年のサービス開始以来、29年間にわたり、子どもたちの「知りたい」に応えてきた。

 「Yahoo!きっず」は、子どもがインターネットを安心・安全に利用しながら、さまざまな情報を調べたり学んだりできるように作られたポータルサイト。公式サイトによると、検索結果に事前にフィルタリングをかけ、不適切なページが表示されない仕組みを導入していた。

 現在は「特集」「学習」「ゲーム」「図鑑」などのコンテンツを展開。検索機能だけでなく、学年や教科から選べる学習ページも用意され、国語や算数、理科、社会、英語、プログラミング、防災など幅広いテーマを扱っている。

 ゲームでは、文字入力の練習ができる「しりタイピング」や、リバーシ、フリースローなどの無料ゲームを提供。生き物や植物、星空、食材、ペット、仕事などを調べられる「図鑑」も用意されている。

 長年に渡り親しまれてきたが、28日に「Yahoo!きっずは、2026年12月4日にサービスを終了します」と発表した。

 「びっくりした人や、さみしいなと思った人もいるかもしれません。Yahoo!きっずは、29年間、みんなの“知りたい!”を応援してきました。調べものをしたり、ゲームで遊んだり、タイピングに挑戦したり。みんなと過ごした時間は、Yahoo!きっずにとって大切な宝物です」と利用者に呼びかけ、「11月には、Yahoo!きっずの思い出を振り返る特別ページを公開予定です。12月3日までは、いつもどおり使うことができます。最後の日まで、たくさん楽しんでくれたらうれしいです。 これまでありがとう。そして、あと少しよろしくね」とつづった。

 「LINEヤフー」社は今回の決定について「現在、子どもたちのデジタル環境は、GIGAスクール構想による1人1台端末、スマートフォン、SNS、メッセンジャー、動画視聴・配信、生成AIなどへと大きく広がっています。これに伴い課題も、検索・閲覧の安全確保にとどまらず、リテラシー教育、ネットトラブル対策、生成AIの適切な利用など、日常の多様な場面に及んでいます。こうした子どもたちのインターネット利用環境の変化を踏まえ、LINEヤフーでは、青少年保護やリテラシー教育を含めた今後の支援のあり方について検討を重ねてまいりました。その中で、『Yahoo!きっず』についても検討し、このたびサービスを終了することといたしました」と説明。

 なおサービス終了後も、情報モラル・デジタルリテラシー教育の支援やネットトラブル対策、学校・自治体・保護者との連携など、子どもたちの安全や成長を支援する取り組みは継続するとした。