体内に余分な水分がたまると、胃腸の不調や体のだる重さを感じやすくなります。漢方アドバイザーの久保奈穂実さんによると、不調を改善するには、体にたまった余分な「湿」を取り除くことが大切なのだそう。巡りを整え、すっきりとした毎日を過ごすためのケアのコツを教えてもらいました。

「むくみ」「ダルさ」の養生ポイント…「湿」を取り除く

体のむくみやダルさを感じるような場合は、体内に余分な水分「湿(しつ)」がたまっているタイプ。このタイプの場合は、休むより適度に体を動かしたり、マッサージをしたりして巡りをよくすると、体が軽くなることも。

【写真】眠気対策に効果的!

また、日本の夏の過度な湿気は胃腸にも「湿」がたまって負担がかかるので、除湿機や冷房を上手に活用し、快適な環境で過ごしましょう。

「湿」が体にたまっているタイプの特徴

・体のあちこちがむくむ

・体が重たくやる気が出ない

・寝ても寝ても眠たい

・胃もたれ感があり食欲がわかない

・下痢をしやすい

1つでも当てはまる人は以下の養生を心がけて。

巡りをよくする4つのポイント

過度な湿のたまりには“巡りをよくする”ことがポイントです。

●1:甘いもの、脂っこいものを控える

甘いものや脂っこいものをとりすぎると、体内に余分な水分や老廃物をため込みやすくなり、代謝が悪化してしまいます。胃腸の働きも低下させてしまうので、控えめにしましょう。

●2:眠いときこそ軽い運動やツボ押しを

「湿」がたまっているタイプの不調の場合は、ちょっとダルいな、眠いなと感じるときこそ、体を動かしたり、ツボ押しをするのが効果的。最初は面倒に感じても、徐々にラクになります。

●3:除湿器をかける

室内の湿気が多いと、空気中の湿気が体内に入って体調はますます悪化します。除湿機をつけたり、冷房を上手に使って快適な湿度を保つと、それだけでダルさがとれることも。眠気対策になる場合もあります。

●4:水をガブガブ飲まない

暑い日の水分補給は大事ですが、一気に水をガブガブ飲むと体内で水分が停滞し、むくみや胃腸への負担などの原因に。一気に飲むのではなく、少しずつ、こまめにとるように心がけましょう。