その味は「パンチのあるスープの味がするステーキ」!? 同業者が絶賛“焼肉の神”のテール焼きを実食

毎週土曜日 午前10時30分から日本テレビにて放送(関東ローカル/TVerにて最新話を無料配信)ヒロミ、小泉孝太郎がMCを務める「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」。
9月26日(土)放送分は、以前番組で東京・用賀にある「焼肉ホドリ」店主・橋本宰さんをご紹介したその第二弾。「素材を一番活かせる方法を知っている方」「最高峰」「自分が知っている領域のおいしい牛肉の味じゃなかった。もう次元が違った」などと同業者から支持される神・橋本さんの手掛けるメニューとは?
【映像】“焼肉の神”のテール焼きを実食 ※10/3(土)10:29まで配信

まずは、お店の一番人気・牛タン。「僕が一番大事にしているお店の顔。神谷商店の神のタンですね」と橋本さん。東京・芝浦にある食肉卸業者「神谷商店」から卸しているが、扱う肉の流通量が少ないためほとんど市場に出回らない。取引している焼き肉屋さんがどれぐらいあるかと橋本さんに訊ねると「直接卸しているのは本当に少ないんじゃないですか?10軒ないと思います」という。
橋本さんは「丁寧に触ると食材って答えるので」と話しつつもまな板に叩きつける様子が。この作業にはどんな意図があるのか?実は「(叩きつけて)平らにすると皮がむきやすい」という。
ここから、生の牛タンを均一の厚さにカット。そもそも生の状態でタンをカットする店はごく僅か。多くの店は、冷凍のタンをカットしたものを提供しており、その理由の一つはタンの切りづらさにある。
生のタンは弾力があるため、一太刀で切ると押しつぶされて形が崩れてしまう。さらにタンは上下左右が非対称で、その場所に合わせた繊細な包丁さばきも求められる。そんなタンを、橋本さんは細かく包丁を動かしながら、微妙な形のズレも調整し、均一な厚さに仕上げ「一番食感が立つ」という厚さに。
写真のように“タンタワー”ができるほどだが、このように立てても崩れないのは全て均等の厚さに切れている証。

こちらの上塩タン(1人前)は3,498円で提供。牛タンを網の上に置くと片面だけをひっくり返さずに焼き、肉汁が溢れ出てきたら食べごろのサイン。片面しか焼かないことが橋本さんのこだわりだ。
番組ディレクターがいただくと「びっくりしたのが一口目の肉汁の溢れ方ですね。口に含んだ瞬間ちょっとこぼれるかって思うくらい溢れてきて」という感想が。橋本さん曰く「それが片面焼きの特徴です」とのこと。
今回はスタジオでもこの牛タンを橋本さんに調理いただいた。「いい肉はあんまり焼いちゃいけないとか(よく言われる)。いや、違うんです!お肉は業火の中でウマくなるんですよ」「片面焼きだとこっち(片側)に肉汁がたまるので、甘みが落ちないんですよね」と解説した。
また、橋本さんが同業者から熱烈な支持を受ける理由には、これまでの経験で得た肉の知識と技術を余すことなくYouTubeにアップしているという点も。
動画公開をきっかけに全国の店が真似をするようになったメニューもある。それは、牛の尻尾を使ったテール焼き。
テールといえばスープなどの煮込み料理によく使われる部位。また、店でテール焼きとして提供されるのは、骨付きの状態で薄くスライスされたものが多い。
「骨ごと薄くバンドソーで切って焼くというスタイルは昔からあって、僕もそれをやっていたんですけど、食べづらいという声が多かった。桂むきみたいなイメージで外して食べてみたらめっちゃおいしかったので」と語る橋本さん。
テールは筋肉や脂肪が付着する突起が発達し、複雑な構造。これを橋本さんは迷いのない手つきで6ブロックに切り落とす。

骨から切り落としたら余分な脂肪を外し、観音開きにして繊維を断ち切っていく。こうすることで、うまみが詰まった部分だけを食べられるため、骨付きのテールカットよりも濃厚な味わいになるという。この手法を全国の焼き肉店がこぞって真似しているというのだ。
橋本さんのテールカットで取れるのは牛1頭からわずか20枚ほど。お店では、テール焼き1人前を2,068円で提供している。

こちらもスタジオで橋本さんに調理いただいた。スープのイメージが強いテール。「スープにするということは、これ自体(テール)にうまみがあるということ。煮出してスープに味を持っていかれちゃうよりも、これだけ(切って提供する形)にした方がここにうまみがあるので」「パンチのあるスープの味がするステーキ」と橋本さんは表現。

ニンニク醤油でいただいたMC二人。「繊維全部切ってるから、すぐほぐれて」(ヒロミ)、「噛んでて味が薄くなってこないのすごくないですか?」(孝太郎)、「甘いしね」(ヒロミ)、「ずっと肉の味が(あって)、噛み続けていたいという(味)」(孝太郎)と驚いた様子を見せた。
橋本さんの“神焼肉”をもう一度見たい方はTVerで:https://tver.jp/series/srgcg6j7uk ※10/3(土)10:29まで配信
