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 作新学院(栃木)の小針崇宏監督(43)が不適切な指導を行ったとして、今月18日から野球部の指導を外れていることが25日、分かった。

 同校担当者によると、問題となる指導があったのは8月20日、午前9時ごろ。グラウンドで練習をしていた1年部員約20名を、ベンチ前の土の上で、約1時間にわたり正座をさせたという。8月下旬に高野連宛てに複数の投書が届いたことで発覚した。

 当時、2年部員はミーティングルームで、夏の甲子園大会を視聴しており、1年のみがグラウンドで練習準備にあたっていた。準備中、グラウンド内に落ちていたボールが放置されるなど、道具を大切にしていない1年の姿勢を散見した小針監督は、ベンチ前に生徒を集め、正座をさせて約5分間話をしたという。

 その後、小針監督は「あとは自分たちで考えなさい」と自主的な話し合いを促して、その場を離れた。特別、正座をやめていいという指示を受けなかった1年は、そのままの姿勢で話し合いを続けたという。約1時間後、ミーティングルームからグラウンドに出てきた2年の指示で、正座が解除された。

 同校担当者によると小針監督は

(1)はじめに正座をするよう強要したこと

(2)姿勢を崩していいと指示を出さずにその場を離れてしまったこと

の2点について「後悔している」と話したという。調査を経て、今月18日に指導自粛に至った。

 12日に開幕した秋季栃木県大会では、小針監督に代わって、岩嶋敬一部長が監督代行を務める。なお学校から高野連へ提出する調査報告の資料は現在、作成途中。大会期間中に準備を整える見立てだ。

 小針監督は昨年6月にも、不適切な指導があったとして謹慎処分を受け、その後に監督を外れていた。今年3月下旬に監督に復帰したが、不適切指導で指導を外れるのは、これで2度目となった。