<夫が無精子症>子どもは諦め、2人きりで生きていくと決めた30代女性。年下上司からの告白に「別の人生もあったかも…」心が揺れて
「この人と生きていく」と決めたのに、ふと「別の人生もあったのでは」と考えてしまう…。特に、子どもを持つことを諦めた経験がある場合、その気持ちに向き合うのは簡単ではないでしょう。「発言小町」に、無精子症と分かった夫と「夫婦二人だけの人生」を受け入れようとしていたところ、年下の上司から思いを寄せられ、気持ちが揺れているという30代前半女性からの投稿が寄せられました。
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「自分の人生、別の道をもう一度試してみたい」
トピ主は30代前半の女性「kei」さん。40代後半の夫とは結婚8年目になります。
不妊に悩んだ末、夫が無精子症であることが判明。当時は深く傷ついたものの、時間をかけて向き合い、ようやく「夫婦二人だけの人生」を受け入れようと決意が固まってきたといいます。
夫の転勤で引っ越した先で、今の職場に採用されて2年。年下の上司は、入社した当初から親身になって仕事を教えてくれたといいます。
仕事に慣れてプライベートの話をするようになると、上司の視線や好意を感じる言動が増え、トピ主さんも次第に一人の男性として意識するようになったといいます。
ある日、職場の飲み会の帰りに駅まで送ってもらった際、上司から「入社した時からずっと気になっていた」「既婚なのは分かっているけれど、気持ちを伝えたかった」と打ち明けられます。
夫への愛情がないわけではありません。それでも、「もし子どもが持てないと分かった時点で離婚していたら…」「自分の人生、別の道をもう一度試してみたい」という思いが頭をよぎるようになったそうです。
「夫婦二人で生きていくと決めたはずなのに、気持ちの整理がつかず悩んでいます」と、客観的な意見を求めました。
「その上司、本当に大丈夫?」と心配する声
この投稿に対しては、既婚者だと知りながら告白してきた上司に、慎重になるべきだという声が寄せられました。
「上司が部下に手を出そうとするなんて。もしかしたらそういうのってトピ主さんだけじゃないかもよ」(とおりすがりさん)
また、上司から好意を寄せられたからといって、結婚や子どもを持つ未来が約束されているわけではないという指摘も。
「好意があるというだけで、結婚して子どもを持ちたいと思っているかどうかは分からない。もし夫と離婚した後、上司が結婚してくれなかったら、いったいなんだったの、という話になってしまうのでは」(ライムカレーさん)
「付き合ったとしても結婚するとは限らない。結婚したとしても子どもができる保証はない」(Sheenさん)
「子どもを持ちたい気持ち」と「好意」は別
一方で、30代前半という年齢を考えれば、子どもを持ちたいという気持ちから、別の人生を考えることも理解できるという声がありました。
「トピ主さんがその上司に心を奪われたのは、自然の成り行きな気がする。外からはただの不倫に見えるかも知れないけど、人として、女性として、トピ主の心が、子孫を残すことを求めてるんじゃないかな」(人生は選び直せるさん)
「これが新しい人生のきっかけかもしれない。まだ子どもは持てる年なのだから、これがラストチャンスだと思う」(バイタリティさん)
「揺れるのは仕方ない」と、トピ主さんの気持ちに理解を示す声も。不妊を経験したという人からは、「私も不妊を理由に離婚しました」(おばちゃんさん)と、自身の体験を明かすコメントが寄せられていました。
一方で、上司への気持ちと、夫婦の間で抱えている問題は分けて考えたほうがいいという意見もありました。
離婚を考えるなら、まずは夫と向き合って
上司との関係を進める前に、夫婦としてどうするのかを考えるべきだという声も目立ちました。
「不倫などせずに離婚しましょう。離婚してから、その上司との関係を考えればいい」(坊主さん)

(写真:stock.adobe.com)
「離婚するなら、上司を好きになり一緒になりたいこと、子どもも欲しくなってしまったことを正直に誠実に伝えて。もちろん離婚が成立するまでは肉体関係は持たないで」(さかなさかなさん)
「自分の心変わりが理由なのに、それを夫の無精子症を理由にすり替えないこと。その上司とは離婚してから交際すること」(はにわさん)
夫への愛情と、子どもを持ちたいという思い。そして、思いがけず現れた「自分を女性として見てくれる男性」の存在。
「夫婦二人で生きる」と決めたからこそ、なおさら揺れるトピ主さんの気持ちに、129件のレスが寄せられています(2026年9月25日)。

以前、『婦人公論』の誌面で、既婚女性に集まってもらい、婚外恋愛についての読者座談会を企画したことがあります。そのとき、半数ほどの女性が「夫は好きだけれど、ほかの男性から告白されると、女性として見られていることがうれしく、ときめきを感じる」と話していました。だからこそ、トピ主さんの「自分の人生、別の道をもう一度試してみたい」という揺れる気持ちもわかります。その思いを無理に否定しようとしても、解決にはならないでしょう。むしろ、子どもを授かる希望を諦めてでも、今の夫と人生をともにしていこうと決めた、そのときの思いを今一度掘り下げてみてはいかがでしょうか。既婚者と知りながら告白してくる年下上司の思いがどこまで本気なのかは、この文面だけではわかりません。また、また子どもがいながら、砂漠のような夫婦関係になっている家庭も少なくない。「子どもがいるから、別れたくても別れられない」という声がけっこう聞こえてきます。子どもがいてもいなくても、家族の屋台骨は夫婦です。困難をともに乗り越えようと話し合った夫なのですから、まずは夫婦で楽しい時間をたくさん過ごしてみてはいかがでしょうか。もちろん、年下上司とは一線を画さなければなりません。それでも気持ちが収まらないようなら、そのときにもう一度、自分の気持ちを確かめてみましょう。
みき・てつお 専門紙記者、フリーライターを経て中央公論新社に入社。『婦人公論』編集長を7年半務める。フジテレビ系列「ノンストップ!」ほかコメンテーターとしても活躍
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