そもそもちょっと力を加えただけでこれだけ捻じれては、お話になりません……。もはや靴という名のオブジェ。さらにアウトソールもなく、室内でも滑りを感じました。商品説明にはグリップや耐久性をうたう記載がありましたが、実物から受けた印象とはかなり違います。つま先の反り上がりも少なく、小さな段差でつまずきやすい点も気になりました。ウォーキングやランニング目的なら、個人的には「完全にナシ」です。

◆4444円のムーンスターは文句なしの当たり

3足目は、ムーンスターの晴雨兼用ウォーキングシューズ。購入時4444円でした。これは結論から言えば、かなりよくできています。

かかとの芯がしっかりしており、履き口とベロにも十分なパッドがあります。くるぶしに当たりにくいよう、履き口の内外で高さを変えているのも丁寧です。靴ひもを通す部分は足を面で包みやすいループ式ですが、負荷が集中する一番上だけは金属のハトメで補強されています。

もちろん靴底にはゴム製アウトソールがあり、曲がるべき位置には屈曲溝も入っています。クッションは柔らかすぎず、長時間歩行向き。洗面台でつま先へ「2分間」かなり強めの水をかけましたが、内部への浸水はありませんでした。完全防水ではないものの、日常の雨には十分対応できそうです。

ただし幅は4Eで、かなり広め。細い足の人には合いません。またサイズも大きめなので、できれば試着をおすすめします。条件が合う幅広の方なら、今回の5足で最も安心してすすめられる一足です。

◆仕事用なら3850円のハンズフリー靴もアリ

4足目は「SOARHOPE」の防水スニーカー。購入時3850円で、立ったまま履けるハンズフリー仕様です。表面は革らしく見えますが、実質的には合成皮革。革特有の経年変化は期待できない一方、軽い雨を弾き、汚れも拭くだけなので仕事用には扱いやすいでしょう。

履いてみると、かかとの収まりやクッションは価格以上。インソールも外せます。弱点は、靴底の大部分でクッション材がむき出しになっていること。毎日長距離を歩くなら耐久性には不安がありますが、1年程度で履きつぶす仕事靴と割り切るなら「アリ」です。

◆3980円の革靴風シューズは用途限定

最後は「Foxsense」のビジネスシューズ。こちらも革靴カテゴリーでAmazonランキング1位でした。購入時3980円で、見た目は革靴ですが素材は合皮、底は軽いスポンジです。ハンズフリーで脱ぎ履きでき、硬い革靴のような慣らしも必要ありません。