レアル・マドリーがラ・リーガ開幕7試合を終えた時点で、チームの平均走行距離が最下位となっていることが明らかになった。スペイン『マルカ』が「衝撃的なデータ」として紹介している。

 同紙がスポーツの統計データを扱う『ソファスコア』をもとに伝えたところによると、レアルの1試合平均の走行距離は83.46キロと、全チームの中で最少。対照的に、首位を独走するバルセロナは104.64キロを記録している。その差は1試合あたり21.18キロに及び、リーグ平均の93.37キロと比較しても顕著だ。

 レアルは第7節終了時点で勝ち点15(5勝2敗)の4位。直近のアトレティコ・マドリーとのダービーでは1-2の敗北を喫した。

 同紙は「この統計データだけでアトレティコ戦の敗因を説明できるわけではないが、無視できない傾向を示していることは確かだ。試合をコントロールする難しさ、ポゼッション時の流動性の欠如、そして個の才能だけでは太刀打ちできない状況での苦戦など、チームが抱える長年の課題が露呈したことに加え、モウリーニョ率いるチームは『走る』という最も基本的なタスクさえも遂行できていない」と痛烈に批判している。

 また、「マドリーはダイレクトかつ縦に速いサッカーを展開するチームであり、攻撃に備えて体力を温存するために、試合の特定の局面ではあえてポゼッションを放棄したり、エネルギーをセーブしたりすることもあるかもしれない。サッカーの戦術的観点から見れば、そうしたアプローチは十分に説明できる」としつつ、「しかし、リーグ平均と比較してこれほど大きな差がある理由を問わずに、その状況を正当化するのは難しいだろう」と指摘した。

 走行距離だけでチームのパフォーマンスを判断することはできないが、強度不足をたびたび批判される今季のレアルにとって、見過ごせない数字となっている。