ドジャース・佐々木朗希 昨季に続きPS見据え救援転向 指揮官が明言
ドジャースの佐々木朗希投手(24)が、22日(日本時間23日)からのパドレス3連戦で救援に配置転換されることが決まった。デーブ・ロバーツ監督(54)が20日(同21日)のジャイアンツ戦後に明かした。ポストシーズン(PS)もブルペン待機の見通しで、抑え起用の可能性も認めた。昨季はPSを通して9試合全て救援で貢献。ワールドシリーズ(WS)3連覇へ再び「新守護神」として切り札となる。
右手中指のマメによる離脱から約1カ月。佐々木は先発ではなく、ブルペンでの復帰が決まった。まず22日からのパドレス3連戦で試運転。デーブ・ロバーツ監督は「複数イニングはあり得るけど、4、5イニングを投げるようなロングではない」と青写真を描き「どんな場面でも信頼している」と強調した。今後の守護神起用についても「そういう形になる可能性はある」と明言。状態を見極めながら、徐々に勝負どころでの起用へ移行する考えだ。
既に地区5連覇が決まり、勝負の10月を見据えた配置転換でもある。先発陣は山本、スクバル、グラスノーが確定し、左股関節痛を抱えるスネルも軽症で問題はない。「PSでは基本的に先発は4人いればいい」と説明し、佐々木の救援適性について「左右どちらの打者にも対応できて球威も非常にある」と太鼓判を押した。
昨秋の成功体験がある。右肩インピンジメント症候群で約4カ月離脱し、9月に復帰して救援に転向。PSは9試合で3セーブ、防御率0・84と貢献。フィリーズとの地区シリーズ第4戦で3回完全の快投など「新守護神」としてWS制覇への道を切り開いた。
2年目の今季は、右手中指のマメで8月27日に負傷者リスト(IL)入りするまで23試合に先発して5勝5敗、防御率4・60。既にライブBP(実戦形式の打撃練習)に2度登板して復帰準備は最終段階に入った。
新加入で守護神として開幕した右腕ディアスは度重なる故障の影響で7セーブにとどまり、18日に首痛から復帰したばかり。23セーブを挙げる右腕スコットも、9月は防御率5・40で疲労の色は隠せない。佐々木が再びブルペンで輝く条件はそろい、ロバーツ監督は「いろいろなものが整い始めている」とうなずいた。(柳原 直之)

