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福岡県議会の金銭授受疑惑について調査を行う第三者委員会が発足し、18日、会見を行いました。調査はあくまで任意ですが、拒否された場合はそれを報告書に記載する可能性もあるとし、強い姿勢で臨むとしています。

■県議会の第三者委員会・森山大輔委員長
「証拠に基づく客観的な評価を行っていく。」

会見を行ったのは、福岡県議会が設置した第三者委員会の13人の委員のうち、5人です。

第三者委員会は元検察官を含む13人の弁護士で構成されていて、正副議長ポストをめぐる“金銭授受疑惑”について調査します。

■吉松源昭県議(7月)
「人の弱みにつけ込んだカツアゲ 、あるいは、みかじめ料的な要求であったと私は理解しています。」

ことし7月、元自民党の吉松源昭県議が告白した“金銭授受”疑惑。ほかにも複数の正副議長経験者が、「就任前に自民党県議団の幹部に金を渡した」と証言しています。

一方で、金を受け取ったと名指しされた当時の幹部5人は、いずれも関与を否定。

事実が明らかにならないまま、蔵内前議長と中尾前副議長は議員辞職し、松尾県議は県議団の会長職を辞任、松本県議も間もなく自民党県連の会長を辞任します。

告発から2か月以上たった、9月17日。

■大島道人議長
「(第三者委員会について)原案を可決することに賛成する議員はご起立願います。」

第三者委員会の委員が選任され、日本弁護士連合会のガイドラインに基づいた第三者委員会が正式に設置されました。

費用はおよそ1億1000万円かかると見込まれています。

第三者委員会の設置に対し、現金を受け取ったと名指しされた県議は。

■自民党県議団・原口剣生県議
「一番最初から私は関与していないと。」

■自民党県議団・松本国寛県議
「調査によって明らかにしていただきたい。」

■自民党県議団・松尾統章県議
「誠実に対応していきたいと思っています。」

第三者委員会の森山委員長は、これからの調査について。

■県議会の第三者委員会・森山大輔委員長
「報道によると、供述が激しく対立している。事実の調査、ヒアリング、資料の提出はすべて任意の協力ベースですので。相当困難、ハードルの高い調査のテーマになっていると覚悟しています。」

調査の難しさをこう指摘した上で。

■森山委員長
「相手方に対して説得していく。検事・弁護士・裁判官の仕事も似ていて、相手の話を聞いて真実をつかみ取っていく。」

調査への協力を拒否された場合は、「拒否された」という事実を報告書に記す可能性もあるということです。

今年度末までに調査を終えたい考えですが、間に合わない場合は延長する可能性もあるとしています。

【ワンヘルスに質問集中】

一方、福岡県議会では18日から一般質問が始まりました。相次いだのは。

■県政PLUS県議団・原竹岩海県議
「ワンヘルスについて。」
■無所属の会・新開崇司県議
「ワンヘルス。」
■県民の声ふくおか・中嶋玲子県議
「ワンヘルスに関する。」

前議長の蔵内勇夫氏が旗振り役を務め、服部知事と共に推し進めてきた“ワンヘルス施策”に関しての質問でした。

ワンヘルスは、人や動物、地球環境を一体的に守っていこうという取り組みで、ここ5年の県の関連予算はおよそ58億円にも上ります。

しかし、服部知事は県民から疑念を持たれているなどとして8月、「当面の間、新規事業を凍結する」と表明しました。

県政PLUS県議団の原竹岩海県議は。

■県政PLUS県議団・原竹岩海県議
「私たちも、議会においてワンヘルス関係予算を通しています。深く反省をしています。ワンヘルスに関係する予算規模があまりにも大きくなっていると指摘されていることに鑑み、今からでも第三者委員会に(調査を)依頼する考えはないのか、お伺いします。」

ワンヘルスについても、第三者委員会での調査が必要ではとただしました。

福岡県・服部知事
「改めて第三者委員会に依頼する考えはありません。」

服部知事は今後、ワンヘルス施策の必要性・妥当性については第三者委員会ではなく、県の行政改革審議会で検証してもらうとしました。その上で。

■服部知事
「今後は審議会の答申を踏まえ、目的との関連性や効果、費用の妥当性を問い直し、県民に十分に説明できない事業については廃止を含めて見直す考えです。」

廃止の可能性についても言及しました。

次の一般質問は連休明けの24日です。

※FBS福岡放送めんたいワイド2026年9月18日午後5時すぎ