全国の高校を対象に「アイドル部」プロジェクト始動 活動費0円、小室哲哉らが楽曲提供

放課後はアイドル部でアイドル活動。そんな高校生活が、全国に広まるかもしれません。
全国の高校に女性限定の「アイドル部」を新設し、その活動を支援するプロジェクト「CluboX(クラブックス)」が9月18日に始動しました。
学校や生徒の費用負担は0円。レッスンからオリジナル楽曲、衣装、ライブ制作までをプロが支援し、2027年4月からの活動開始を目指します。
■ 「アイドルになりたい」を学校の部活動に
「CluboX」は、クラブックス株式会社と株式会社NTTドコモ・スタジオ&ライブが展開する、高校生向けの新たな部活動プロジェクト。

これまで学校の外で目指すことが多かった「アイドル」を、ダンス部や演劇部と同じように、学校生活の中にある「部活動」として位置づける試みです。全国の公立・私立高校を対象に、女性限定の「アイドル部」を新設します。
特徴的なのが、その費用。学校、生徒ともに負担は0円とされており、レッスン料をはじめ、楽曲や衣装の提供、ライブ制作費など、活動にかかる費用をプロジェクト側が負担します。
育成を担当するのは、大型アイドルグループのライブを年間100公演以上手がけるというグランカンパニー。単に部活動の名前だけを「アイドル部」とするのではなく、実際のステージ活動まで見据えた内容となっています。
■ 小室哲哉らが学校ごとにオリジナル曲を提供
さらに驚くのが、音楽面での支援です。
サウンドプロデュースには早川博隆さん、小室哲哉さんが参加。学校ごとにオリジナル楽曲を提供する予定で、今後もさまざまなクリエイターが加わるとしています。


また、プロジェクトのアンバサダーには、元HKT48・IZ*ONEのメンバーとしても活動した俳優の矢吹奈子さんが就任。
矢吹さんは自身も幼少期からアイドルを夢見てきた経験に触れ、「夢を追いかける道には、環境、周りの理解など、越えなければいけない壁がたくさんあります」とコメント。参加を考える人たちに向けて、「『君以外、準備万端。』--あとは、夢を追いかけるあなたの一歩だけです」とエールを送っています。
■ 卒業後の進学・就職までサポート
「CluboX」では、在学中のアイドル活動だけで終わらせない仕組みも用意されています。
ライブ活動などから生まれた収益を還元し、卒業後の大学や専門学校への進学費用として支援する制度を整備。さらに、卒業後のデビューを目指す道だけでなく、エンターテインメント業界などへの就職支援も行うとしています。
初年度となる2026年度は6校を募集予定。2027年度に12校、2028年度には24校へ拡大する計画です。
参加高校の募集は10月1日から12月1日まで。詳細や応募方法は「CluboX」公式サイトで案内されています。
学校公認で、放課後に歌やダンスを練習し、自分たちのオリジナル曲を持ってステージへ。「アイドルになる」という夢が、学校の外ではなく「部活」から始まる時代がやってくるのかもしれません。
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026091805.html
