チャールズ国王

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 英国のチャールズ国王が、元義弟のチャールズ・スペンサー伯爵の新著を巡り強く非難した。スペンサー伯は新著「Swan Song: Diana, My Sister」の中で、1997年8月に姉のダイアナ妃がパリで事故死した後まもなく交わした電話で、国王が元妃は「すぐに忘れられる」とコメントしたと振り返っている。

【写真】元義弟のチャールズ・スペンサー伯爵

 これに対し、王室は異例の声明を発表。広報担当者は「原則として書籍について論評することはありませんが、陛下は、近親者を失った悲しみが理性を曇らせ、判断力に影響を及ぼし、他者には計り知れない形で記憶の色合いを変えてしまうことがあると理解しております。たとえ何年もの歳月が経った後であってもです」と述べた。

 スペンサー伯によれば、当時15歳のウィリアム皇太子と12歳のヘンリー王子が葬儀で母親の柩に付き添うべきかを巡り、当時皇太子だった国王と口論になったという。1979年の大叔父マウントバッテン卿の葬儀で柩に付き添った国王に対し、スペンサー伯は当時30歳だったと反論。この指摘に国王は「逆上した」という。

 英デイリー・メール紙の先行公開文で、スペンサー伯はこうつづった。「チャールズ皇太子(当時)は、私が口を挟むことのないまま、怒りをぶちまけ続けた。そして、ふと言葉を止めた。その沈黙は、自分を落ち着かせようとしているのだと思ったが、次の瞬間、電話越しに彼が吐き出したのは、私がずっとダイアナへの鬱積した軽蔑だと受け止めてきたものと、世界があれほどまでに彼女の死に心を奪われていることへの恐れだった。『安心してください』と彼は吐き捨てるように言った。『彼女は、どうせすぐに忘れられるでしょう!』」

 ある関係者は英テレグラフ紙の取材に対し、国王は元妻の死に「悲しみで身動きが取れない」状態で、異例にも国葬に準じる形式の葬儀を求め、パリからの搬送時に柩へ英国王室旗を掛けるよう主張するなど慣例を破ったと証言している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)