神戸市と淡路島がミシュランガイドの新たな掲載対象地域に

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 神戸市と淡路島が、ミシュランガイドの新たな掲載対象地域となったことがこのほど発表された。国内では「東京」「京都・大阪」「奈良」に続く対象エリアで、ミシュランガイドでは「神戸・淡路島」を新たなディスティネーション名として展開する。地域のレストランが調査対象となり、料理の評価や掲載店が選定され、来年2月16日に東京で開催されるイベントで結果が公表される。

神戸市
淡路島

 今回の取り組みは、神戸市や淡路島の自治体などでつくる「世界に誇る食のエリア推進協議会」が進める「世界に誇る食のエリア形成プロジェクト」の一環。ミシュランガイドの掲載対象地域となることで、神戸・淡路島を食のエリアとして世界に発信し、ブランド価値の向上を目指す。

 ミシュランガイドは、世界1万7000軒以上のレストランを格付け、紹介する世界的に有名なガイドブック。星の評価では、素材の質や料理技術、味付けの完成度、独創性、料理全体の一貫性などが考慮されるほか、良質な料理を手頃な価格で楽しめる店には「ビブグルマン」が与えられる。

 神戸は1868年の開港以来、西洋や中国などのメニューを取り入れながら独自の食文化を育んできた。一方、淡路島は古くから「御食国」として朝廷に食べ物を納めてきた歴史を持ち、多彩な食材に恵まれている。今回の対象地域化は、こうした両地域の食材や食文化を、世界に向けてPRする機会となる。

神戸ビーフ
神戸スイーツ
淡路島たまねぎ
淡路島3年とらふぐ

 プロジェクトでは、ミシュランへの掲載だけでなく、食にちなむ観光振興にも取り組む。11月28日には淡路市の「淡路島CRAFT CIRCUS」で、神戸・淡路島の食材を使った料理や食のスペシャリストによる対談、農産物・伝統工芸品のマルシェ、調理実演などを楽しめる「Taste of KOBE-AWAJI Island 2026」を開催する。

 また、台湾・韓国の旅行事業者を対象に、神戸・淡路地域を実際に訪れてもらうファムトリップを9月から2027年1月にかけて実施。ガストロノミーをテーマにした訪日旅行商品の造成につなげるほか、料理人を目指す学生や飲食事業者を対象に、地域の食文化や食材を学ぶ人材育成にも取り組む。

 今回の決定について、同協議会の担当者は「神戸・淡路島の食の魅力を全世界に発信するとともに、地域の活性化にもつなげられたら」と話している。