【各地でキノコ大量発生】白い“毒キノコ”も…食べると頭痛や嘔吐・下痢などの症状 専門家「絶対食べない。触った場合、手を洗うことも大事」
いま各地でキノコが大量発生する事態となっています。中には白い“毒キノコ”も確認されているということです。一体、なぜなのでしょうか。
■京都・鴨川の河川敷に…白いキノコ

京都を流れる鴨川。憩いの場所となる河川敷に──
キノコ、キノコ…真っ白で大きなキノコが。このキノコは一体何なのかというと…
近畿大学農学部 白坂憲章教授
「ことし夏けっこう出たオオシロカラカサタケだと思います。これ毒、食べるとお腹壊します」
このキノコの正体は「オオシロカラカサタケ」という毒キノコとみられます。
■「小学生とか食べちゃいそうで結構怖い」「犬が食べたら大変」

近くを散歩していた人は…
散歩していた人
「なんかめっちゃキノコ生えているなと思って。例えば小学生とかだったら『あ、キノコや。食べよう』って、食べちゃいそうなので結構怖いなと思って」
散歩していた人
「結構、毒を持っているらしいから、そこは近づかんようにしている。犬でも食べたら大変やん」
■「オオシロカラカサタケ」食べた場合…頭痛や嘔吐、下痢などの症状

実は、見た目がよく似た食用のキノコがあり、注意が呼びかけられているのです。
それが「カラカサタケ」。毒を持つ「オオシロカラカサタケ」と比較してみると、形や模様は似ていますが、食用の方が少し茶色っぽいのが分かります。
有毒の「オオシロカラカサタケ」を誤って食べてしまった場合、頭痛や嘔吐、下痢などの症状を引き起こし、過去に大阪でも食中毒が確認されています。
■大阪城公園でもキノコ…園内巡回、見つけ次第駆除

キノコは別の場所でも──。
記者
「たくさんキノコが生えています」
歩道のすぐそばに、似たようなキノコが。
大阪市にある大阪城公園では、すべてが毒のあるキノコかどうかは断定できませんが、公園の担当者によると、毎日、園内を巡回しキノコを見つけ次第駆除にあたっているものの、毎日生えてくるため、完全に除去することは難しいということです。
■キノコの大量発生…なぜ?

なぜ、各地でキノコが大量発生しているのか──。
近畿大学農学部 白坂憲章教授
「まさに雨だと思います。特にことしみたいに、雨がたくさん降った後に気温が上がるサイクルが繰り返されるような年は、キノコが出やすい環境になったので。こういう環境のときには、キノコが我々の身の回り…公園の花壇であったりとか家のプランターであったりとか、庭に出ることもあるんですね。そういったときに食べない。絶対食べない。(触ってしまった場合)ちゃんと手を洗うことも大事です」
■大阪・吉村知事も「間違って食べることがないよう」注意呼びかけ

自治体も、毒キノコを誤って食べないよう注意を呼びかけています。
大阪府 吉村洋文知事「毒キノコに関する情報も増えてきているという中で、府民の皆さんが誤ることがないように、間違って食べることがないように、周知を徹底していきたいと思います」
