山形放送

写真拡大

山形新聞・山形放送の今年の8大事業「山形・モンゴル未来創造プロジェクト」の取材リポートです。2回目は、山形西高校をモデルとした学校『新モンゴル学園』の姉妹校についてお伝えします。その名も『新モンゴル日馬富士学園』です。

首都ウランバートルの中心街から7キロほど離れたハンオール区にある「新モンゴル日馬富士学園」は「新モンゴル学園」の姉妹校で、幼稚園から高校までおよそ2000人が学んでいます。今回の視察には、県や学校関係者も参加しました。

すると、そこに現れたのは…

(新モンゴル日馬富士学園 日馬富士公平 理事長)
「どうも日馬富士です。よろしくお願いします」

大相撲の第70代横綱、日馬富士公平さんです。いまはこの学園の理事長を務めています。

(日馬富士理事長)
「山形のみなさま、新モンゴル日馬富士学園に訪問してくださり、誠にありがとうございます。世界の未来というのは子どもたちですので、よりいい絆、よりいい縁を与えたいという気持ちでガルバドラッハ先生にお願いして、新モンゴル日馬富士学園は2017年に設立しました」

日本式の教育を行う新モンゴル学園の方針を引き継いでいる、新モンゴル日馬富士学園。学校の様子を取材しました。
モンゴルでは珍しい部活動があり、校内には卓球場に武道場、レスリング場も設置され、なんと土俵もあります。
勉強だけではなく、こうした部活動を通して仲間と協力する力なども育てているんです。
そして、モンゴル国内では7年前(2019年)に学校給食法が施行され、小学校では給食が提供されていますが、日馬富士学園では日本のように中学校でも給食があるほか、高校でも給食が用意されています。
授業にもお邪魔しました。

(生徒)
「授業が楽しい。友達と一緒にいるのが楽しい」
「学校環境がすごくいい。先生との距離が近い」

この日は、モンゴルからの留学生を呼び込もうと山形の大学の説明会も開かれました。参加した生徒の声です。

(生徒)
「山形県の景色はモンゴルと同じくらいキレイと思った」
(生徒)
「チェリー(さくらんぼ)を食べてみたい。おいしそう。日本に来て山形に行きます」
(生徒)
「いろいろな情報をもらって、山形大学に留学したいと思った」

(富澤学園 川越浩司 理事長)
「勉強をしながらも、道徳であるとかそういったところの情操教育を大事になさっていて、すごく感銘を受けた。ぜひモンゴルの学生たちを山形に迎え入れて一緒に成長していけたら、そんなお手伝いができたらうれしい」

最後に、理事長の日馬富士公平さんに話を伺いました。

(日馬富士公平さん)
「私も現役のときは都道府県を全部回っていますので、山形は魚もコメもお酒もお知らせ通りおいしいところです。人と人の縁の下で未来が作れるものなので、モンゴルの子どもたちと山形の子どもたちが出会える機会をつくっていただいて、同じ目標を持って頑張れるチャンスを与えていきたいと思う」