「デサント」が銀座・並木通りに新店 国内外に“プレミアムスポーツ”を発信
店舗は3フロアの作りで、332平方メートル。内装デザインは、2025年6月に増床リニューアルした東京・丸の内の新丸ビル4階の店舗以来タッグを組んでいるという、建築家の鬼木孝一郎が手掛けた。デサントの原点であるスキーのグルーミングバーンを思わせる左官仕上げの壁面や、メタルを多用したクリーンなラボのような空間が特徴だ。
1階はトレーニング用途のウェアやシューズ、2階は最高峰ラインと位置付ける「オルテライン(ALLTERRAIN)」、3階はゴルフウェアやシューズ、イベントスペースで構成する。2階には看板アイテムの「水沢ダウン」やシェルアウターの「クレアス」をメンズ、ウィメンズともに豊富に揃える。1階のシューズコーナーは国内のデサント店舗で最大規模といい、ブランドとして強化しているシューズの拡販につなげる。
デサントの国内直営店は現在39店。2029年3月期までに55店へ拡大するとともに、小規模店舗の移転・増床も進める。495平方メートル以上を目安とする旗艦店の出店も目指す。「既存店の売上高は国内客、訪日客ともに堅調に推移している。市場全体と同様に、中国からのお客さまは減っているが、その分、台湾や韓国、北米、欧州のほか、タイ、マレーシア、シンガポールなど東南アジア圏のお客さまが増えている」と、島健太郎デサントジャパン ブランドマーケティング第1部門販売1部部長は話す。
中国は250店体制、現地売上高2300億円デサント店舗に転換する前のゴルフ業態では、免税売上比率が5割を超えていたといい、新店舗でも引き続き訪日客の取り込みを狙う。「店舗の売上目標は公表していないが、デサントが掲げる“機能美”を体感できる店舗として大きく成長させていく」と島部長。
デサントは近年、特に中国での急成長が目立っている。中国事業は、現地のスポーツメーカー最大手のアンタ、デサント、伊藤忠商事による合弁会社が運営。2025年にはデサントの小売売上高が100億元(約2300億円)を突破した。 ブランド単独店は2025年末時点で中国に256店を構える。アンタが東南アジアでの販売も進めており、現地の富裕層などにも徐々に認知が広がっているという。
◾️DESCENTE GINZA
所在地:東京都中央区銀座5-5-18
営業時間:11:00~20:00
電話番号:03-6228-5963

