ひろい車内の「コンパクトワゴン」

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販売店への反響とは

 トヨタは2026年8月31日、「ルーミー」の一部改良モデルを発売しました。現在、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

 ルーミーは2016年に発売されたコンパクトトールワゴンです。車名は英語で「広々とした」を意味する「ROOMY」に由来し、広い室内空間と余裕ある走りを掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」をコンセプトとします。

【画像】超カッコイイ! これがトヨタ新型「スライドドアワゴン」です!(29枚)

 ダイハツからOEM供給を受けてトヨタが販売するモデルで、ダイハツでは「トール」として展開されます。

 ボディサイズは全長3700-3705mm×全幅1670mm×全高1735mm、ホイールベース2490mmです。

 乗車定員は全グレードで5名で、最小回転半径は4.6mとコンパクトな取り回しを実現しています。

 コンパクトながらもスライドドアを備えた実用的なスタイルで、カスタムモデルはメッキ加飾や専用バンパーを施したエアロスタイルが特徴です。

 内装は水平基調のインストルメントパネルに多彩な収納を配します。

 パワートレインは1リッター直列3気筒DOHCのNA(G・X系)と、同ターボ(G-T・カスタムG-T系)の2種類をCVTと組み合わせて設定されています。

 駆動方式はFFのほか、NAモデルには4WDも用意。燃費性能はWLTCモードでNAの2WD車が18.4km/L、ターボ車と4WD車は16.8km/Lとなっています。

 今回の一部改良では予防安全機能の強化、快適装備の充実、新たなオプション・カラーの追加など、多岐にわたる変更が行われました。

 まず予防安全性能については、スマートアシストの機能が向上しました。交差点右折時に直進してくる対向車を検知する機能と、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能が追加され、いずれも全車に標準装備されています。

 また、SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)とSRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)が全グレードに標準装備化され、エントリーのXから最上級のカスタムG 4WDまで同水準の衝突安全性能が確保されました。

 エントリーグレードのXでは装備が大幅に見直されています。これまで上位グレードに設定されていた運転席アームレスト、運転席シート上下アジャスター、助手席シートアンダートレイが新たに採用されました。

 さらに、視認性の高いオプティトロンメーター(2眼)とTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイもXに新設されています。

 G-TとGには、電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド、および停止保持機能付きの全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)がメーカーオプションとして設定されました。

 電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドとACCをセットで選択する場合は5万5000円(消費税込、以下同)、電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドのみの場合は3万3000円です。

 さらにXを除く全車向けにパノラミックビュー対応ナビレディパッケージ(3万3000円)が新設定されました。

 全車を対象に9インチディスプレイオーディオ・HDMI入力端子・通信/充電用USB端子(Type-A)をセットにしたディスプレイオーディオパッケージ(8万6900円)も設定されています。

 ボディカラーでは、モノトーンの新色「グレイッシュオリーブメタリック」が全車標準色として加わり、「イエローイッシュブラッククリスタルマイカ」と「シャイニングホワイトパール」が全車メーカーオプションカラーとして追加。

 また、カスタムG-TとカスタムGにはブラックマイカメタリックと新色を組み合わせたツートーン2色がメーカーオプションとして設定されています。

 加えて、カスタムG-T・カスタムGを対象に「アナザースタイルパッケージ」が新設されました。

 メーカーパッケージオプションの「スタイルセレクトパッケージ」(メッキアウトサイドドアハンドル・トップシェイドガラス・レザー調×ファブリックシート表皮〔撥水加工〕・フットイルミネーション〔運転席・助手席〕、3万8500円)が用意されています。

 これに販売店装着オプションのフロントバンパーガーニッシュ・フォグランプガーニッシュ(メッキ)・リアバンパースポイラー・ルーフエンドスポイラーを組み合わせることで、カスタムモデルの内外装をより個性的に仕立てられるものです。

 グレードはX・G・G-T・カスタムG・カスタムG-Tの5種類。価格は183万400円(X 2WD)から234万6300円(カスタムG 4WD)です。

 それでは今回の一部改良後、販売店にはどのような問い合わせがあるのでしょうか。

 販売店の担当者は、次のように話します。

「改良後のルーミーについては、Gグレードへのお問い合わせが増えたと感じています。安全性能の向上がお客様には好評いただいています。

 先日お問い合わせいただいたお客様は、小さなお子様をお持ちの3人家族のお客様でした。

『妻が通勤に使いたいのだが、子どもが大きくなった時のことを考えて少し広めのクルマを探していた。運転が久しぶりなので不安に思っていたが、今回の改良を見て安全面で安心して乗ることが出来るようになり、かつ価格も良心的』と仰っていただきました」

 法人利用の需要についても、担当スタッフは次のように話しました。

「ルーミーは法人様の営業車としてもお選びいただくことも多いです。先日、県内で訪問介護をされているというお客様にご来店いただきました。

『職業上、高齢のお客様を送迎することが多いので、スライドドアはとても使いやすい。特に高齢の方を乗せた運転は安全面が最も大事なので、安全装備を備えつつ、車内にもしっかりとゆとりがあってちょうどいい』とお褒め頂きました」

 安全装備の全車標準化や各グレードへの選択肢拡大が評価を集めており、ファミリー層から法人まで幅広い層に支持される実態がうかがえます。