開通した「松山駅西口南江戸線」(画像:愛媛県 中予地方局建設部)

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将来を見据えた駅前大通り完成

 2026年9月14日、愛媛県松山市で整備が進められていた都市計画道路「松山駅西口南江戸線」が全線開通を迎え、同日3時から供用を開始しました。
 
 同線の開通によってどのような効果がもたらされるのでしょうか。

 松山駅西口南江戸線は、松山市の中心地であるJR松山駅周辺で行われている市主導の土地区画整理事業再開発に合わせて、松山広域都市計画道路事業として県主導で整備を進めてきた都市計画道路です。

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 これまでJR松山駅周辺では、南北に敷設されたJR予讃線によって市街地が東西に分断された状態で、踏切遮断による交通渋滞などで利便性が損なわれていました。

 そこで県はJR松山駅付近連続立体交差事業を推進し、分断された市街地の一体化や交通結節機能の強化などを目的に整備を進めており、2024年にJR松山駅の新駅舎が完成。JR線路の高架化が進められています。

 今回開通を迎える松山駅西口南江戸線は、松山駅西口から松山環状線(フライブルク通り)を結ぶ延長約490mの4車線道路(片側2車線)です。

 全幅34mの広々としたスペースを使い、幅4mの歩道、幅1.5mの自転車専用通行帯を備え、中央には松山空港までの延伸計画があるとされる路面電車(伊予鉄大手町線)敷設を見据えたスペースを確保しています。

 松山駅の高架下を通ったあとは非常に見通しの良い直線的な道路となっており、これまで狭い生活道路や路地に流出していた交通が集約されることで、地域の安全性の向上、松山市の東西と中心地である駅前のスムーズな交通を実現し、市全域の活性化を図ります。

 また、地上の予讃線で分断されていた従来は、JR松山駅の南側に位置するサクラメント通りが東西を行き来する主要な幹線道路となっていましたが、2026年4月からアンダーパスを埋め戻して平面化する工事が始まっています。

 現在は通行規制がかけられているため迂回を余儀なくされていますが、整備後は北側の松山駅西口南江戸線、南側のサクラメント通りという2本の軸が地域の交通を支えていくことになりそうです。